【おうち療育の記録まとめ】発達凸凹3歳後半から4歳前半

発達凸凹のある息子、3歳後半から4歳前半、おうち療育の記録まとめです。おうち療育を始めたきっかけや、内容、ママの気持ちの変化についてのおはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC June11さん


 おうち療育とは 


「おうち療育」とは、臨床心理士さんによる療育で学んだことをふまえて、自宅でおこなう、苦手を補う練習のことです。現時点の目標は、小学校へ入るまでに、ひらがな、数字を読み書きできるようになること。


 おうち療育を始めたきっかけ 


ちょうど1年前。当時3歳息子に発達の遅れがあると指摘されます。半信半疑ながらも、療育施設で「新版k式発達検査」を受けるのです。すると、発達が遅れているのは気にしなくてもいいが、発達に偏りがあるのは気にするレベルだとの結果。さっそく、個別療育へ通い始めます。

(・ω・) 療育に通ったら、他の子どもと同じようになるんだ!

そう思った時期もあるのですが、いろいろなブログ、書籍を読むうちに、どうやらそうではないことに気づきます。また、個別療育は月1回。この時間だけで、子どもに大きな変化があるとは思えない。どうしたらいいのだろうか、と悩んでいるときに、自宅で療育的な関わりをしているママブログを見つけます。わたしも、これをやってみようと決意。

その決意を胸に、発達相談の臨床心理士さんに相談しました。

「わたしは、数字やひらがなを、自然に覚えたら良いと考えていました。でも、息子3歳に発達凸凹があると分かって、考えかたに変化がありました。いまは、自然な学びを待つのではなく、親から、積極的に教える必要があるんだと考えています。そういうことですよね?」

スクールカウンセラーをしている臨床心理士さんは、はっきりと答えてくれたのです。「その通りです」と。その言葉をきっかけに、わたしの「おうち療育」が始まりました。


 おうち療育 3歳後半 苦手を練習 


発達の遅れを指摘されてから、しばらくのあいだ、検査や個別療育でできなかったことを、なんとか教えようと四苦八苦していました。いまから思うと、苦手なことを練習する必要はなかったかもしれない。

(・ω・) 「色」については、未だに曖昧。お絵かきも、あまりできない。

ちょうど4歳になった頃、「苦手の克服」から「得意を伸ばす」を重視するようになりました。このあたりから、わたし自身が、おうち療育を楽しめるようになり、いろいろな遊びの延長にある「学び」に気づき始めます。

ダイソーの3Dパズルに熱中したり、

自然観察したり、

体幹を鍛えたり、

知的好奇心を伸ばしたり、


 おうち療育 4歳前半 数字、ひらがなを始める 


4歳前半。数字やひらがなの練習が始まりました。簡単な幼児ワークをいくつか購入してみると、最初のほうは、まっすぐの線を描く、ぐるぐる描くなど、めいろ遊びのようなページが並びます。4歳息子は、めいろが大好き。抵抗なく、数字やひらがなの練習が始まりました。

数字遊び。ダイソーグッズによる手作り教材が好評。

めいろが好き。ひらがなも、迷路みたいだから好き。

(・ω・) パパにお手紙を書いて、遊んでいるよ。ママが薄く下書き。一生懸命なぞっている。


 おうち療育を1年間取り組んでみた結果 


おうち療育を始めて、約1年。わたしは、やってよかったと思います。

1年を振り返ると、個別療育の臨床心理士さんが口にした「得意を伸ばしてあげて、自信がついたら、苦手な部分もできるようになってくる」という言葉が、おうち療育にとって、ひいては発達凸凹のある息子にとって、大事な考えなのだなと改めて気づかされます。

わたしにとっての、おうち療育は子どもの伸びる力「できるようになった喜び」を育てることでした。できないことは置いといて、できること、できそうなことをどんどん伸ばす。興味があることをどんどん学ぶ時間。

(・ω・) おうち療育は、これからも続くよ!

ほな、また。よしなにー。

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