【おうち療育に取り組む理由、目的、時間の目安】発達凸凹の3歳息子

発達に凸凹のある息子3歳とママが、おうち療育に取り組む理由や目的、目安時間、続けるコツは習慣づけ、楽しい時間を用意すること、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

希望の卵とレース

画像提供:写真AC ななほしてんとうさん


 わたしが、おうち療育に取り組んだきっかけ 


わたしが、おうち療育に取り組むようになったきっかけは、発達に凸凹のある子どもを育てるママのブログを読んだことです。療育を受けずに、自宅で、なんだかんだと取り組む様子を知り、ママが教えることにも意味があるんだと気づきました。

(・ω・) 我が家は、療育と併用するよ。臨床心理士の先生は好きだし、信頼している。息子3歳も、だぶん好きだと思う。

療育の時間は、月に1回1時間。きっと、この時間だけで、発達に凸凹のある息子3歳が大きく変化するわけではないのだろうなと感じていました。

だから、自宅でも、療育に似た取り組みを始めようと決意。


 わたしが、おうち療育に取り組む目的 


わたしが、おうち療育に取り組む大きな目的は「発達凸凹の特性によって、自然に覚えられないことを、積極的に教える」こと。

小学校に入学するとき、まわりと同じラインからスタートできるように、必要な力を身につけてほしいって考えが、基礎にあります。

発達相談を担当してくれた臨床心理士さんから聞きました。小学校入学時点で、ひらがな、数字を書けない子どもはたくさんいる。発達に遅れがない場合、小学校に入ってからでも、そのうちできるようになるけども、発達に凸凹のある子どもの場合には、小学校入学時点の差が長期間にわたって埋まらない可能性が高い。だから、幼稚園のあいだに「ひらがな」「数字」など、年齢に応じた知識を、積極的に教えてあげてほしい。と。

息子3歳の場合、療育の臨床心理士さんから「自然な状況で覚えることができないが、知的な遅れはないので、教えたら覚える可能性が高い」とのアドバイスがありました。

(・ω・) ひらがなや数字に興味をもっていなかったけども、おうち療育をはじめてから、ひらがな、数字が読めるようになってきたよ。

発達凸凹があると気づかなかったら、わざわざ教えなかったと思う。小学校に入学してから困ったかもしれない。ちょうど良いタイミングで、発達凸凹に気づいて良かった。

療育に通うようになって、戸惑う日もあるけれども、結果として、良い情報を教えてもらって、息子3歳の特性に応じたアドバイスをもらって、とても感謝している。

(・ω・) ありがたいよね、一緒に考えてくれて。

療育は発達凸凹のある子どものためだけじゃなくて、ママのためでもある。って言葉が、いまは、よく理解できるようになりました。いつでも相談できる。感謝。


 我が家で、おうち療育に取り組む時間の目安 


我が家では、おやつを食べたあと、3時すぎから4時までが、おうち療育の時間です。

月に1回通っている臨床心理士さんによる療育では、30分程度の練習がある。だから、おうち療育も、30分を目安に取り組んでいる。

(・ω・) おでかけした日や休日は、短縮したり、やらなかったりする。

なお、自宅での療育は楽しい遊びの延長だとも考えているので、息子3歳本人が「やりたくない」と主張した内容の練習を続けないことにしている。切り上げる。


 おうち療育を続けるポイントは「習慣」づけ 


息子3歳にとって、ママと一緒に机に座って、勉強したり、工作したり、クレンヨンの練習をしたり、なんだかんだする時間(おうち療育)は「習慣」になりつつあります。

はじめは、ママが一方的に「クレヨンやろうよー」と声かけをしていましたが、だんだんと、息子3歳が「クレヨンやろうよー」と言い始めたり、自分で「おうち療育の小道具箱」を持ってきたり、といった状況になりました。

(・ω・) 楽しんでる様子

9月10月までは、クレヨンで絵を描くことができなかったけれども、線を描く練習、なぞる練習をしているうちに、クレヨンがしっかりもてるようになり、自信がついたのか、自分なりの絵を描くようになりました。


 おうち療育のあとには「楽しい時間」を用意する 


なんだか難しいことをする時間(おうち療育)のあとには、息子3歳にとって楽しいスマホの時間があります。

うまくできたらスマホの時間になる、ではなく、うまくできても、うまくできなくても、がんばったあとには、楽しい時間が待っています。

おうち療育のあとには「楽しい時間」を用意するっていうのも、息子3歳が楽しく、おうち療育を続けている理由のひとつだと感じています。

この時間は、息子3歳にとっての楽しい時間であり、はたのんママにとっての楽しい時間でもあります。ほっと一息して、ひとりで家事をする時間を確保できる、貴重な時間です。

4時になったら、息子3歳が大好きなスマホをさわる時間。ママは夜ごはん作って、洗濯のかたづけ、掃除をする時間。それぞれの時間がはじまる。

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