【数字の理解と発達凸凹】息子3歳、自然な学びを待つではダメ

息子3歳に発達凸凹があると分かってから、自然な学びを待つだけではダメなんだと気づいた、これからは積極的に数字やひらがなを教えたい、っておはなしです。

お花と数字

画像提供:チョコラテさんによる写真ACからの写真


 「自然な状況で覚えるのが難しい」臨床心理士さんより 


発達検査を受けたとき“概念の理解”ができていない点を指摘されました。「知能が遅れているわけではないので、理解できないことはなさそう。教えてもらったことは覚えている。でも、概念など、自然な状況で覚える部分ができていない」と。

はじめに言われたときは、わたし自身、ピンときていなかったのですが、以前からお世話になっている地域担当の保健師さんや、スクールカウンセラーによる発達相談で話しているうちに、(こういうことなのかな)と気づく部分が多くありました。

“概念”っていうものは、目に見えるものではないから、言葉で説明する場面が少ない。ママが「教えるものだ」って認識をもっていない部分。それが、できていないってことかな。

頭のなかで考えた結果を、臨床心理士さんに質問しました。

「わたしは、数字やひらがなを、自然に覚えたら良いと考えていました。でも、息子3歳に発達凸凹があると分かって、考えかたに変化がありました。いまは、自然な学びを待つのではなく、親から、積極的に教える必要があるんだと考えています。そういうことですよね?」

スクールカウンセラーをしている臨床心理士さんは、はっきりと答えてくれたのです。「その通りです」と。

(・ω・) スクールカウンセラーをしている臨床心理士さんは、かなりはっきり問題点を指摘するタイプの人なので、たすかる。曖昧な言い方をしない。

自然な発達を待っていたら、発達凸凹のある子は、数字やひらがなを覚えていない可能性が高い。小学校の低学年の段階で少し遅れてのスタートになる。その遅れを取り戻せる子もいるし、できないまま、自信をなくす子もいるってことだな。と解釈した。なるほど。

また一歩、前に進んだ気がした。


 息子3歳の学びをうながすには、積極的に教える必要がある 


小学校に入ったときの環境(親の経済力、教育機会など)によって、人生の幸福度に差が出る。だから、就学前の支援に力を注ぐ必要がある。って、講演を聞いたことがあります。発達障害にまつわる話ではなかったけれども、とても印象に残りました。当時、東京大学で教授をしていた汐見稔幸先生の、おはなしだったと思う。

この文章は“環境”を“発達”に置き換えることができると感じた。「小学校に入ったときの発達によって、人生の幸福度に差が出る」

結果的に覚えることができなくても良いから、まず、やってみようと思った。自然な発達を待つのをやめて、息子3歳に、数字やひらがなを覚えるように働きかけよう。

(・ω・) 小学校入学まで、あと2年以上ある。やってみよう。

発達相談で教えてもらったことを、ちょこちょこ取り入れながら、生活してみます。

できる日もあるだろうし、できない日もあるだろうし。息子3歳のペースに合わせながら「練習できたらラッキー」ぐらいの気楽な気持ちで、おうち療育を始めてみます。

(・ω・) クレヨンやはさみの練習は、発達凸凹を指摘されたあたりから、ぼちぼちやってるんだよ。

息子3歳は、クレヨンやはさみ、のりを使って、楽しそうに取り組んでいる。数字やひらがなも、こんな感じで遊びながら覚えてくれたら良いなあ。

ほな、また。よしなにー。

スポンサーリンク