息子が好きな炊き込みご飯で、お箸の練習。「できない」と騒ぐものでも、実はすでに「できる」ものが含まれている、っておはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC copeeeさん
おうち療育とは
「おうち療育」とは、臨床心理士さんによる療育で学んだことをふまえて、自宅でおこなう、苦手を補う練習のことです。現時点の目標は、小学校へ入るまでに、ひらがな、数字を読み書きできるようになること。
(・ω・) きょうは身辺自立編。就学に向けた日常生活の練習。”ひとりで”がんばる。
おうち療育(64) きょうの練習
課題:おはしでご飯を食べる
ねらい:就学に向けた食事の練習
ママの準備:焼き込みご飯を作る
おはしでごはんを食べる
個別療育を担当する作業療法士さんに「お箸でご飯(米)を食べない」ことについて相談したところ、「お箸を持つには指の3点で支える力が必要です。3点で鉛筆が持てるようになるのが、最初のポイントですよー」と教えてもらいました。
おかずたちは お箸(エジソンのトレーニング箸)で上手に食べています。「米も、きっかけさえあれば食べるのではないか」とアドバイスをいただきました。
たとえば、ごはんを丼にする、ふりかけをかけるなど、子どもが喜ぶ食べ物にするのはどうかとの提案がありました。
(・ω・) やってみよう
今回は、発達凸凹4歳息子が好きな 炊き込みご飯 を一緒に準備しました。
テレビで紹介していた、やきとり缶の炊き込みご飯。やきとり缶は、乾物入れから息子が探し出してきました。炊飯ボタンも息子が担う。「じぶんでつくった!」と、出来上がる前から嬉しそう。
普段はトレーニング箸と米用のスプーンを準備するのですが、今回はトレーニング箸のみを準備。
いつもなら「スプーンがない!」と騒ぐ息子。きょうは大好きな炊き込みご飯があるので、スプーンが無いことにも気づかず、夢中で食べていました。おかわりもした。
(・ω・) 最後まで、スプーンが無いことには気づかなかった。
最後に「きょうは、お箸でご飯が食べれたね」と言うと、「ほんとだ! できた!」と驚いていました。
発達凸凹4歳息子は新しいチャレンジに対して「できない」と騒ぐことが多いです。しかし、いつも通りですよーって感じて、新たなハードルを並べていると、すーっと成功する場面も多いです。
何度か成功する体験を繰り返すと、(いつもとちがうぞ)と気づいても、拒否せずに実行するようになります。「できない」と騒ぐものでも、実はすでに「できる」ものが含まれているのです。
(・ω・) 自己肯定感が低い?
年中から年長、小学校に向けて、自分ってこんなこともできるんだ。と、自信につながる体験が増えると良いなあ。
ほな、また(・ω・) よしなにー。