めいろをするとき、少し先を見て考えるようになった。「ひとりで」から「一緒に」へ行動が変わりつつある、っておはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC つくしんぼさん
おうち療育とは
「おうち療育」とは、臨床心理士さんによる療育で学んだことをふまえて、自宅でおこなう、苦手を補う練習のことです。現時点の目標は、小学校へ入るまでに、ひらがな、数字を読み書きできるようになること。
おうち療育(63) きょうの練習
(1) 運筆、少し先を見る「めいろ」10分:ぼちぼち *うんこドリル めいろ 5・6さい
(2) 足し算「足して10になる数」10分:熱中 *はたのんママオリジナル
(3) 4歳息子による「オリジナル問題づくり」20分:熱中 ママが子ども役
(ママがお皿を洗っているあいだの自習)「ひらがなをなぞる、数を分ける」20分 *残っていた3、4歳向け幼児ワークたち
めいろで育む少し先を見る力
発達凸凹4歳息子がお気に入りの「うんこドリル」が終わったので、ひとつ進んだバージョンを始めました。最初は機嫌よくすすめていたのですが、途中で手が止まる。「あした、やる」と。
(・ω・) 4、5歳向けのものに比べて、迷路が長く指示が多いので、戸惑ったようです。
4歳向けの簡単な迷路を準備して、楽しんで取り組めるように考えたい。めいろは発達凸凹4歳息子にとって「おうち療育、はじめるぞ!」の動機づけになっているから。
個別療育の臨床心理士さんから言われたように、難しい問題に取り組むよりも、いまできることを繰り返そう。
そういえば、この頃、迷路に取り組む姿に変化がありました。以前は、すべてのすきまにどんどん侵入して「いきどまりだ!」と右往左往していたのですが、最近は自分が進んでいる道の少し先を見て、行き止まりか、先へ進めるか、判断できるように。
「鉛筆を持つ前に、指で確認してみて」そう声をかけると、いったん鉛筆を置いて考える姿も。
(・ω・) 以前の息子は、ママの声が聞こえていなかった。大きな進歩。
ずっと「ひとりで」作業を完結しようとしているところがあったけれども、最近は「一緒に」やろうと、ママの意見に耳を傾ける場面が増えた。
幼稚園でお友達と協力する習慣を身に着け始めたのかもしれない。息子とママの意見が異なる場合には、「ぼくのアイデアをさきにするけど、つぎにママのアイデアをやろう。みんながたのしいほうほうにしなくちゃ。ママがないちゃうからね」と口にする。
もうすぐ5歳だ。たしかに成長しているな、と感じた。
集団療育に向けた面談にて、自分で服を着ない、靴を履かない、1年前と同じ悩みを話している現実に驚いたところだけれども。悲しからずや。
ほな、また(・ω・) よしなにー。