【おうち療育(56)冬服を自分で着ない理由】発達凸凹4歳年中

おうち療育、身辺自立編。ひとりで着替えを完結させる練習。夏にできた着替えが、冬にはできなくなった理由に気づいた、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC ラスラさん


 おうち療育とは  


「おうち療育」とは、臨床心理士さんによる療育で学んだことをふまえて、自宅でおこなう、苦手を補う練習のことです。現時点の目標は、小学校へ入るまでに、ひらがな、数字を読み書きできるようになること。

(・ω・) きょうは身辺自立編。就学に向けた日常生活の練習。”ひとりで”がんばる。


 おうち療育(56) きょうの練習 


課題:”ひとりで”服を着替える

ねらい:幼稚園の準備(着替え)をひとりで完結させる

うながす行動:準備された服を順番に着る


 着替える順番が分からない 


服の前後を考える練習が順調なので、次は準備された服を、自分で着る練習を始めました。

(・ω・) 夏は自分で着替えていたが、冬になったら、またできなくなった。

いままでは、着る服をひとつずつ渡していました。一歩進んで、人の形にセットした服を自分で考えて着替えるように準備しました。「上の服を着てー」と声かけ。「できないもん」とウロウロ。

(・ω・) なかなか着ない、あっちにウロウロ、こっちにウロウロ

最終的にカンシャクで大暴れ。なんや、なんなんや。一通り暴れたあと、理由をたずねたところ、思わぬ返答がありました。

「まだ、ふくをきていないのに、うえのふくはきれない」と。4歳年中の息子にとって”上の服”とは上着のことを意味する様子。服を着ていないのに、上着を着ることはできないと怒っていました。

(・ω・) うむ。たしかにそうだ。

「ここに並べてあるヒトの形の服を、そのまま着るよ」と言うと、「わかった」と着替え始めました。タグも確認して、前後を間違えず、着替えた。上着も着た。

いろいろ話した結果、気づきました。冬になってから、4歳年中の息子が自分で着替えなくなった理由が。

寒い季節は、上に着る服(トップス、アウター)が複数あり、何を着なさいと言っているのか伝わっていなかったようです。なるほど。

「トップス着てー」って、おしゃれな言いかたすぎる。もっと、気さくな言葉は無いものか。思案しておる。

ほな、また(・ω・) よしなにー。

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