【箕面の滝レポ④】私が野生のサルに遭遇したピンチ体験談


 過去に箕面の滝を訪れたときにはサルに遭遇したことがなかった


(・∀・) 前回の続きだよ

参考記事:【箕面の滝レポ①】2019年8月31日通行止め情報と大日駐車場

参考記事:【箕面の滝レポ②】雨の日の楽しみ方や駐車場から滝までの道情報

参考記事:【箕面の滝レポ③】売店でおすすめの子どものおやつや飲み物情報

はたのんママと夫は、息子が生まれる前に、何度か箕面の滝を訪れたことがあります。その時は、箕面駅から、ハイキングコースのような徒歩専用(たぶん)の道を歩きました。人がたくさん通る道です。黒いシカを川向かいに見つけたことがありますが、サルを見たことはありませんでした。

だから、箕面の滝にサルが多いというのは、昔の話であって、いまはもうほとんどいないんだと思っていました。ところが、今回の旅を通じて、サルはまだまだたくさんいるんだなあと気づきました。


 サルとの遭遇


じいじの車に乗って、大日駐車場へ向かう途中の道にサルがいました。一瞬の出来事だったので、息子2歳は見逃しました。貴重な体験をしたと思っていましたが、ここから先どんどんサルを目撃することに。

大日駐車場から、箕面の滝へ向かう途中、道路の向かい側の道にサルが歩いていました。息子2歳と盛り上がっていたら、なんと目の前の木にもサルがやってきました。トコトコっと木の上まで登ります。目で追いかけると、そこには他のサルも。道に木の実がたくさん落ちているのは、どうやらサルがゆらゆらさせるからのようです。

野生のサルへの注意をうながす看板
「サル危険!」の看板あり

箕面の滝付近ではサルに遭遇しませんでした。売店の店員さんや警備のかたが、対策をしているのかも。


 車からバナナを投げる人たち


帰り道、道路が見えるところまで戻ってくると、目の前にサルが集まってくる様子が見えました。なんでだろうと不思議に思っていると、一匹のサルがバナナをくわえているのが見えました。夫はさっき通った車がバナナを投げる姿を見たそうです。

そのあたりにどんどん大きなサルが集まってきました。歩道のすぐそばです。はたのんママは、サルを動物園でしか見たことがありません。危ない生き物という認識がないのですが、箕面の滝付近では、サルへの注意をうながす看板がたくさんあって、テレビでも暴れるサルを見たことがあるので、どうやら危険らしいということは知っていました。

息子2歳を抱っこして、「どうしよう、危ないね」と、夫と話しあいました。サルがいなくなるまで、少し離れたところで、観察することに。サルたちは、またバナナを貰えるかもと考えたのか、道路付近から動かなくなりました。

10分程待ちましたが、サルの集団は動きません。先に車へ戻ったじいじたちに電話して、車でこちらまで迎えに来てもらおうかと相談していると、サルたちが道路から離れ始めました。諦めたようです。我々は、いまのうちに駐車場へ向かいました。

といっても、歩道から5メートルほどのところにサルがいます。油断すると危ない状況です。「サルと目を合わさないようにして歩こう」と、注意しながら歩きました。息子2歳はサルを気にしていましたが、「おサルさん、ガブするから、見たらダメだよ」と声をかけ続けていると、手で目を隠して「こわい」と、はたのんママに隠れるように抱きつきました。

緊張しながら、サルの横を通りすぎたころ、帰宅する人々が増えて、道が賑やかになりました。サルとの距離は近いままですが、人が増えると、はたのんママの不安な気持ちは和らぎました。その後は息子二歳を抱っこしたままトコトコ歩き、一目散に駐車場へ到着。 サルに襲われることなく、無事で良かったです。

箕面の滝周辺には「野生のサルにエサをあげないで」との看板があちこちにあります。さいきん、動物が街中に出現するニュースを目にする機会も多くありました。あまり身近な話題に感じていませんでしたが、野生のサルとの遭遇をきっかけに、自然のなかで暮らしていた動物が、人に近づいて怖がらせるきっかけを作ったのは、美味しい食べ物を与えた人間だったんだなあとの実感がわきました。みなさんも気軽な気持ちで、野生の生き物に食べ物をあげないように気をつけようね。

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