【幼稚園で加配の先生をつけるか迷っている人へ】発達凸凹

幼稚園で加配の先生をつけて感じたこと、療育の先生との違いなどについてのおはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC 花散歩さん


 10月になると幼稚園の願書の提出が始まる 


来年度から幼稚園に入園する場合、10月になると、そろそろ願書の提出が始まります。発達凸凹のある子どもを育てていると、どの幼稚園を選ぶかだけではなく、加配の先生を申請するかどうかの迷いもあるかと思います。

きょうは、4歳息子に加配をつけて幼稚園に通うなかで感じたことをまとめてみます。


 加配をつけて幼稚園に通って感じたこと 


まず最初に伝えたいこと。加配の先生をつけて幼稚園に通うと決めて、わたしは良かったと思っています。

実際に入園するまでは、加配の先生がついていることを、他の保護者になんと説明すればいいんだろう、他の子どもと違う扱いをされるのだろうか、など心配していました。ですが、そういった心配事は現実に起こりませんでした。

4歳息子は、集団行動が未熟ですが、似たような子が複数います。補助の必要な子が、こんなに大勢いると、担任や副担任の先生だけで細かな様子を見るのは、たしかに難しいと思います。

(・ω・) 4歳息子の幼稚園では、同じように集団行動の未熟さがあっても、加配の先生がついている子と、ついていない子で、サポートが違うよ

わたしが暮らす市町村は、どうやら加配の敷居が低い様子。親が必要だと思ったら、誰でも申請できます。療育に通っていない子、診断がついていない子も、申請可能。

もちろん、希望する子ども全員に加配の先生がつくわけではありません。必要度の高い子どもから許可される仕組み。もし加配の申請が許可されなくても、気にかけてくれると思うので、申請しておくと安心です。

(・ω・) 希望する幼稚園の加配枠がいっぱいのときには、近くの幼稚園を紹介してくれることもあるみたい。

悪いところをあげるとすると、保護者が期待しすぎてしまうことかなあ。加配の先生は、わたしの暮らす地域では保育士さんが担当しています。保育のプロです。

(・ω・) 療育の先生とは違う

加配の先生に、4歳息子の困った行動や、登園拒否について相談しても、適切なアドバイスをもらうことはできなかったです。発達凸凹が原因と思われる問題については、いままで通り、療育の先生に相談するほうが良い。

担任や副担任の先生は集団教育のプロ、加配の先生は保育のプロ(身辺自立のフォロー)、療育の先生は発達凸凹と関わるプロ。それぞれに役割が決まっているのだと、ひと騒動が落ち着いてから気づいた。自分のなかでは、大きな発見。


 加配をつけて幼稚園に通って、良かった! 


加配をつけて幼稚園に通うと決めたとき、親であるわたし自身、4歳息子は特別な子ども、支援が無いと幼稚園に通えない子ども、そのような卑屈な考えを持っていたのですが、いまは違います。

4歳息子は、加配の先生がいることで、よりいっそう自分らしさを発揮できています。お友達と一緒に遊ぶための工夫を考えてくれたり、困ったときに助けてくれたり、4歳息子にとって加配の先生は幼稚園での安全地帯。

(・ω・) 安全地帯から、少しずつ世界を広げているよ

だから、加配の申請をして良かった!

年長クラスになったら、だんだんと加配の先生のサポートを減らして、小学校の暮らしに向けた練習が始まります。

(・ω・) 加配の先生や担任の先生は、ただサポートしてくれるだけではなくて、幼稚園を卒業したあとに必要な力を育てるための支援計画を立ててくれるんだよ。ありがたい。

ほな、また。よしなにー。

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