【集団療育に参加するメリット・デメリット】発達凸凹4歳息子と

集団療育に参加して感じたメリット・デメリットについてのおはなしです。新しい集団に所属できる、誤学習など。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC bergamotさん


 集団行動を始めるか迷っている人へ 


4歳息子が集団行動に通い始めて半年が過ぎました。参加するなかで感じた、メリット・デメリットを紹介します。

そろそろ来年度から始まる集団行動の参加を検討する時期。悩んでいるかたの参考になると嬉しいです。


 集団行動に参加するメリット 


わたしが感じているメリットは3つあります。「新しい集団に所属できる」 「同じように悩むママに出会える」「子どものできることが増える」

「新しい集団に所属できる」 

4歳息子にとって、家族や幼稚園以外に、新しい居場所ができた。わたしは、これが最大のメリットだと感じています。

1学期は幼稚園への登園拒否が激しい状況でした。一方、集団療育には楽しく通っていたのです。その後、だんだん幼稚園へ通えるようになったのは、集団療育で同年代の子どもと関わり、コミュニケーションの土台ができたからだと感じています。

「同じように悩むママに出会える」

日常生活では、子どもの発達について相談(雑談)ができるママはいないので、新鮮でした。

幼稚園でカミングアウトするかどうかなど、療育の先生は統計的な話が多いですが、ママから聞く言葉は実体験で、わたしの心に強く響くものが多いです。

「子どものできることが増える」

たとえば、名前を呼ばれて返事をする。机に登らない。はじめはできなかったことが、自然にできるようになり、幼稚園の先生にも褒められました。

幼稚園の遊びを、一歩前に体験することもあります。少し慣れている状態だから、幼稚園では上手に参加できるので、4歳息子の自信にも繋がっているようです。


 集団行動に参加するデメリット 


わたしが感じている集団療育のデメリットは「誤学習」「自分の子どもを卑下しがち」 「疲れる」

「誤学習」

集団療育に参加するのは、なんらかの問題を抱えている子どもたち。まわりの様子を見て、悪い行動(突然走り回る、手を繋がないで歩きたがる、叫ぶ)を真似してしまう子がいます。

4歳息子は医師の診断で指摘を受け、集団療育で誤学習をしているのだと気づきました。よくあるらしい。

「自分の子どもを卑下しがち」 

子どもさん、それぞれ、優れている部分があります。が、まわりのお母さんが「すごいね」と褒めると、「でも、〇〇ができなくて」という会話の流れになることが多いです。

そんな卑下しなくても、と思うのですが、自分も同じように、子どもが褒められると「でも、〇〇ができなくて」発言をしてしまう。自己嫌悪。

「疲れる」

幼稚園が終わってから参加するので、疲れている様子。母も小忙しく、疲れ気味。


 集団行動に参加するメリット・デメリットまとめ 


きょうは集団療育に参加するメリットデメリットを紹介しました。

メリットは「新しい集団に所属できる」 「同じように悩むママに出会える」「子どものできることが増える」 

デメリットは「誤学習」「自分の子どもを卑下しがち」 「疲れる」

わたしは集団療育に通って、良かったと思っています。楽しいです。

我が家の場合、幼稚園に上手く通えなくて、悩み続けているなかで、楽しく集団療育へ通う姿には「希望」も感じていました。

メリットにあげた「新しい集団に所属できる」は、子どもだけではなく、親にとっても最大のメリットだと思います。

集団療育に行くと、同じように登園拒否に悩んだり、問題行動に四苦八苦する話を聞いて、ひとりじゃないんだなと思えました。お互いに励ますことは無いけれども、ひとりじゃなくなった感じがしました。

(・ω・) 深刻な話をしているときも、みなさん肝がすわっていて表情が明るい、どうにかなるやろ!、って感じなのも好き。

ネット情報によると、集団療育というのは、子どもの発達特性と、親の性格傾向をふまえてグループを作るらしいです。居心地は非常に良いです。似ている? 前向きで、楽観的な親が多いグループです。

(・ω・) 先生のグループ分けが上手だってことですかな。

幼稚園の年長世代は、集団療育の参加希望が増えるそうですので、申請はお早めに。

ほな、また。よしなにー。

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