発達凸凹がある4歳息子の集団療育で顔合わせがありました。幼稚園とは異なる子どもたちの様子に驚いたが、孤独を感じなくなった、っておはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC 有馬巽さん
(・ω・) ニゲラ。花言葉は「未来」
集団療育が始まる、顔合わせ
5月から「集団療育」への参加が始まります。それに向けて、グループメンバーの顔合わせがありました。
療育の部屋に到着すると、お母さん同士が話していました。(コミュニケーションの達人たちは、こんな短時間でママ友になるのか)と。驚き。その後、担当の先生の話により、半数以上は昨年と同じメンバーだと気づく。
担当の先生による集団療育の流れ、ルール、1年の目標共有があり、お母さんによる子どもの紹介時間があり。ママたちの時間は、穏やかに流れました。
一方、子どもチームはメイン担当以外の先生数人と、自由な遊びタイム。まあ、シッチャカメッチャカ。そのなかでも、特に自由に遊んでいるのが、わたしの息子。4歳です。
(・ω・) 机のうえ、走っとる
先生に名前を呼ばれても、返事はしない。椅子から、机へと登る。部屋を走り回る。4歳息子だけ、問題行動が多すぎる。みんな同じような感じだと思っていたので、ショックを受ける。
離れたところから見ると、気づくことがある
子どもチームと、お母さんチーム。子どもたちの慣れ具合によって、少し離れたところや、ガラスで仕切られた隣の部屋から、集団療育の様子を見守るそうです。きょうは、同じ部屋から、自由に遊ぶ様子を見学。
みんなが名前を呼び合い、遊んでいる。すごい。1年通うと、仲間意識が生まれて、コミュニケーションが上手になるんだ。
わたしは、そう思っていました。でも、じっと見ていると違いました。服に貼ってある名前を、それぞれ「読んでいる」だけで、相手を「呼んでいる」わけではないのです。幼稚園で見かける光景とは異なりました。それぞれの子どもが、自分の世界を生きている。同じ空間、すぐ隣にいるけども、一緒に遊んでいる様子がありません。
仲の良いママ同士が、お互いの子どもに呼びかけるけれども、子どもが返事する様子はない。顔を向けて笑顔になるなど、変化がないです。自分に話しかけられていると、気づいていないような。
不思議な光景。でも、たぶん、4歳息子も、そうです。反応しないです。おそらく。
4歳息子だけ問題行動が多いと思ったけれども、間違いでした。他の子どもたちも走り回るし、カンシャクをおこして部屋から出るときもある。一緒だった。
ここにいるお母さんたちは、明るく前向きに見える。心のなかは、きっと、わたしと同じように、悩んで、苦しんでいる。幼稚園では孤独を感じていたけれども、集団療育は落ち着いた気持ちで過ごすことができました。気が楽になった。安心した。
みんな、いっしょ。いっしょだ。
(・ω・) これから1年、がんばります。
ほな、また。よしなにー。