【おうち療育(94)本人へのカミングアウトの準備】発達凸凹5歳

自分が上手くできなくて悩む場面で、同じように悩んでいる人がいる、ひとりではない、対処法があると知ることは、本人の未来に向けて非常に大きな価値があると思う、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC ハル14さん


 おうち療育とは 


「おうち療育」とは、臨床心理士さんによる療育で学んだことをふまえて、自宅でおこなう、苦手を補う練習のことです。現時点の目標は、小学校へ入るまでに、ひらがな、数字を読み書きできるようになること。


 きょうの課題 


行動:NHKで放送している「でこぼこポン」を見る。

ねらい:発達特性に気づく、同じことを悩んでいる人がいる、ひとりじゃないと気づく、対処法があると気づく


 本人へカミングアウトの準備、映像から発達特性に気づく 


NHKのEテレで放送している「でこぼこポン」を、見たことはありますか?

地域によると思うのですが、京都では木曜日の朝に放送している番組です。「でこぼこポン」はタイトルにもある通り、発達に凸凹がある子が悩みやすいこと、困り感への対処法を紹介する番組です。

もうすぐ息子は小学生になります。次第に、本人へのカミングアウトを考えなくてはなりません。

そのなかで、わたしが息子に伝えたいのは何だろうかと考えたところ、「あなたは発達障害だ」ってことではなく、「こういうことで困りやすい」「でも、こうやって対処すれば上手くいく」って提案だとの考えに至りました。

わたし自身、アスペルガー症候群(発達障害、自閉傾向)です。「発達障害」といわれたとき、とても困りました。もう20歳でしたが。

だから、小学生、中学生の子どもに対して、「発達障害」と伝えることに、意味があるとは思えません。

でも、自分が上手くできなくて悩む場面で、同じように悩んでいる人がいる、ひとりではない、対処法があると知ることは、本人の未来に向けて非常に大きな価値があると思うのです。

「でこぼこポン」は、本人へのカミングアウトに向けて、とても役に立つコンテンツだと感じます。

5歳息子は、でこぼこポンで登場人物が困っている場面を見ても、これが発達特性が原因で起こっているとは、もちろん気づいていないでしょう。

気づいてはいないでしょうが、困っている登場人物が、どうやったら上手くいくのか、アイデアを出して発明する場面を見て、困ったときには対処法があるということを気づくと思います。

だから、本人へのカミングアウトに向けての第一歩として、「でこぼこポン」を始めます!

ほな、また(・ω・) よしなにー。

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