【ナナフシはどこにいる?】昆虫の博物館で聞いてみた

ナナフシを捕まえるオススメの時期は6月から7月。お気に入りは桜の木。冬のあいだに手が届く枝がある桜の木を見つけておくと良い、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC chizaneさん


 ナナフシの大きさは割り箸サイズ 


ネットニュースでナナフシのオスが見つかったとの記事を読んでから、(わたしもじっくり観察したい)という欲がわき、昆虫の博物館へ行ってきました。

(・ω・) バッタぐらいのサイズをイメージしていたが、実物は割り箸ぐらいのサイズ。大きい。

めったにいない昆虫なのだと思っていたが、展示された分布図を見ると日本全国にいるではないか。

(・ω・) 捕まえてみたい!


 ナナフシはどこにいる? 


帰り際、受付のお姉さんに軽い気持ちで「展示されているナナフシはどこで捕まえたのですか? このあたりの木にいますか?」と質問したところ、「そこらへんやと思うんやけど……ちょっと聞いてくるわ!」と、昆虫専門のスタッフを連れてきてくれました。

「ナナフシは、わりとどこにでもおるよー。ここらへんの木にもおるし!」と教えてくれました。

やった!さっそく捕まえよう!と心踊らせていると、言葉が続きました。

「ここらへんにもおるんやけど、いまの時期(11月)には木の上に上がっていくから、なかなか捕まらへんなあ。」

昆虫専門のスタッフによると、ナナフシを捕まえるオススメの時期は6月から7月だそうです。

ナナフシはどの葉っぱでも食べるけども、特にお気に入りは桜の葉。花が散って、緑がブワァーときれいに茂るときがチャンス。ナナフシの子どもは手の届きやすい木の下で暮らしているから、捕まえやすいらしい。

ナナフシの卵は地面にバラバラッと落ちていて、そこから自分で木に登る。下のほうの葉を食べたら、だんだんと上に登って次の葉を食べ進めていく。上に行くと、人間の手や網で捕まえるのはなかなか難しいそうです。

冬のあいだに準備することは、ちょうど良い高さの桜の木を見つけておくこと。

大きな桜の木は一番下の枝でも人間の手では届かないので、最近植えられたばかりの、手が届く範囲に枝がある低い桜の木があるところを見つけておくと良いとの情報をゲットしました。

(・ω・) 桜の木がたくさんあって、隣の桜の木と枝同士がくっついているところだと、なお良い!

それから、葉っぱがたくさん食べられているところ。多くの葉っぱがきれいなままで残っているエリアは鳥が多かったり爬虫類がいたり、虫が住みにくい状態の可能性が高いから、葉っぱがほとんど無く、すっからかんになっている木をチェックしておくのがポイント。

ナナフシは、本当にどこにでもいるそうです。擬態が上手だから気づかれることは少ないが、本当にどこにでもいるから諦めずに探してみると良いって。

良い情報が聞けた。来年の夏に向けてナナフシ飼育作戦を始める!

河原町の八坂神社や、嵐山駅前阪急電車方面、伏見稲荷大社あたりに桜の木が多いイメージがある。全体的に神社仏閣のまわりには桜がある印象。冬のあいだに食べ歩きしながら下見してこよう。

ほな、また(・ω・) よしなにー。

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