おばけえびを育て始めてから、6ケ月が過ぎたので、成長の様子をまとめてみたよ、っておはなしです。
2020年2月 シーモンキー飼育に興味をもつ
世間でコロナウィルスが騒がれ始めた時期です。ずーっと自宅で過ごすうちに、癒しを欲するようになりました。息子3歳が見ていたアニメのあいまに流れたCMをきっかけに、わたしが小学生のころに飼っていたシーモンキーを思い出します。
2020年3月 おばけえびの飼育観察を始める
わたしが選んだのは「学研おばけえびすいすい水族館」です。いろいろあるシーモンキー飼育キットのなかから、これを選んだ決め手は、図鑑も多く出版している“学研”だから、楽しいだけじゃなくて、学べる要素もあるのだろうと考えたからです。
(・ω・) わたしのネット調べによると、おばけえびとシーモンキーは、ほぼ一緒の生き物らしい。生息している塩湖(国)が違ったり、品種が違ったりもするけど、育て方や生物の様子はほぼ一緒だって。
「学研おばけえびすいすい水族館」には、図鑑のように詳しくシーモンキーについて教えてくれるガイドブックがついていました。薄いけども、めちゃくちゃ詳しくのっていた。
(・ω・) おばけえび博士になった気分。
さすが、学研。楽しい、癒されるってだけじゃなくて、学びについても考えられています。子どもたちが育てやすいように、育て方が詳しくのっているのはもちろん、自由研究に役立つ実験方法、比較のコツもあり。
息子3歳は、まだまだ見て楽しむのがメイン。小学生は実験も楽しめる。幅広い年代におすすめできる、おばけえび飼育キットです。
水槽の準備をして、いよいよ、おばけえびの飼育観察が始まりました。小さな子どもがいる家庭では、水槽の転倒防止対策にも要注意です。
2020年4月 おばけえびのタマゴは銀色、エサはスピルリナ(藻)
おばけえびのタマゴは、銀色の小さな粒です。タマゴは見えるような、見えないような…… どこにあるかよく分からない感じです。とりあえず、待つのみ。
(・ω・) 少し寒い4月は、タマゴが生まれるまで、2日かかった。熱い夏になってからは、1日で生まれた。
おばけえびのエサは、スピルリナと呼ばれる藻の粉末です。飼育キットによって、エサは異なるようです。ガイドブックによると、スピルリナがなくなったら、きなこやドライイーストの粉末を与えたら良いんだって。
(・ω・) 6ケ月 エサあげてるけど、まだなくなっていない。けっこう、たくさんあるよ。しばらくエサの心配はしなくて良いかも。
ちなみに、「学研おばけえびすいすい水族館」で紹介されている高性能な空気ポンプの作り方が、簡単でおもしろいです。百均でも売っている感じの、普通なポンプに、つまようじさすだけなのよ。
(・ω・) めちゃくちゃ簡単にできる。これでいいのだろうか
と、心配になったのだけども、これがすごかった。簡単に高性能な空気ポンプができるので、試してみてほしい。
2020年5月 手間をかけないほうが大きく育つ可能性
最初のおばけえびたちが大きくなり、だんだんと寿命で死んでしまうため、2代目のタマゴを投入した時期。1代目おばけえびの成長をもとに、自分なりの考えたのは「手間をかけないほうが大きく育つのではないか」ってこと。エサをあげる回数を減らし、空気ポンプでお世話する回数を減らし…… 試行錯誤しながら、2代目おばけえびを育てました。
2020年6月 アクアショップで水草がダメな理由を知る
コロナウィルスによる外出自粛もゆるやかになったころ、おばけえび水槽に水草を飾りたいと考えた我々は、馴染みのアクアショップへ水草を買いに出かけました。
どれが良いのか悩み、店員さんに相談すると「海水で育つ水草はありません」という衝撃の言葉が。熱帯魚に飾っている水草は、なぜ入れてもいいのか。と食い気味に質問したところ、人気のある熱帯魚は、海水ではなく、淡水で育つものが多いとの説明を受けました。
(・ω・) なるほど、おばけえび水槽を幻想的な空間にすることはできないってわけね。
その後、いろいろ調べてみると、おばけえびの水槽に「藻」を入れると良いとの話題を発見しました。ほほう。と思ったのですが、藻が売っているお店がなかなか無いので、いまだに我が家のおばけえびはシンプルな水槽で暮らしています。
2020年7月 おばけえびの共食いを疑う
おばけえびを飼育してみて、気になったことがあります。水槽のなかに、はじめはたくさんいるおばけえびが、大きくなるごとに、どんどん減っている。しかし、死んだおばけえびがいない。
おばけえび水槽に入っているのは「水道水」「粗塩」以上。この水槽で、分解されるはずはない。となると、おばけえび同士が共食いをしているに違いない。そう考えて、息子3歳が昼寝しているあいだの1時間、おばけえび水槽を見張っていました。
(・ω・) 共食いの瞬間には遭遇せず。しかし、わたしからの疑いのまなざしは消えていない。継続して調査中。
2020年8月 夏の暑さでおばけえび水槽の水にカビが発生、海水交換
朝から夜まで暑い日々が始まったころから、おばけえび水槽の表面に白い膜ができるようになりました。水が腐ってきたのだろうかと考えていると、「学研おばけえびすいすい水族館」のガイドブックに説明あり。どうやら、これは「カビ」らしい。
表面をティッシュペーパーで取り除くと良いとのこと。わっせわっせと作業しましたが、毎日あらわれる。これは水を替えるしかないなと考え、海水の交換をしました。
ペットボトルのキャップや、コンビニでもらうデザートのスプーン、お豆腐の空き容器を準備し、1時間がかりの海水交換。
(・ω・) ふう、やりきった。これで、カビともおさらばだ。
と思ったのも、つかのま。2日後には、再びカビが発生。ティッシュペーパーで取り除く日々です。
番外編 乾燥タマゴの秘密はトレハロース
「学研おばけえびすいすい水族館」のガイドブックを読んで、「ほー」となった乾燥タマゴの秘密についてのまとめです。
(・ω・) 海に住んでいると思っていたけど、実は塩の濃い湖に住んでいるんだよ。
塩の濃い湖は、大きな魚たちが住めない過酷な環境。そこで生き延びるために、タマゴを乾燥させて、成長に適した時期を待っている。恐竜が滅びる前から、おばけえびは、いまとほとんど同じ姿で生きていたそうです。ほう。
番外編2 おばけえび、オスとメスのちがい。小学生にも読みやすく
以前、テントウムシの幼虫を育てていたとき、ひらがなで検索して読みにきてくれる人が、たくさんいることに気づきました。だから、小学生にも読みやすい、ひらがな多めの記事で、おばけえびの成長と、オスとメスのちがいについて紹介しました。
(・ω・) 写真が上手くとれないのが残念。カメラの調子が悪くて、フラッシュが消せなくなってしまいました。買い替えるか、個性としてうまく付き合うか、悩んでいるところ。そもそも写真撮るのが下手だから、カメラの問題でもないかもしれない。
おばけえび6ケ月の成長まとめ、終わり
ときが経つのは、早いものです。おばけえびを育て始めてから、もう6ケ月も経ちました。ちょっと慣れてきた。適度な距離間。
おばけえびは成長がゆっくりなので、あまりブログに書くことがありませんが、世代交代しながら、元気に育っています。
(・ω・) 繁殖させるのが目標。
ほな、また。よしなにー。