【夫の在宅勤務3ケ月目】三歳息子と専業主婦、暮らしの変化

夫の在宅勤務が始まって三ケ月目を迎え、息子三歳と専業主婦の暮らしで食事や掃除、スマホについての改善点や、イライラの正体は不安だったと気づいた、っておはなしです。

空に向かって咲くヒマワリ

画像提供:yukoymさんによる写真ACからの写真


 昼ごはん。初心に戻って、お弁当を作る。


在宅勤務が始まったばかりのころは、毎日お弁当を作っていたのですが、さいきんは適当な昼ごはんが続いていました。丼、丼、チャーハン、丼みたいな状態。

(・∀・) 飽きた。

料理選び担当になった夫は、メニューを考えるのが面倒になったらしく「なんでもいいよー」という魔法の言葉を連発するようになり、このありさまです。

在宅勤務3ケ月目、初心に戻って「お弁当生活」が再開しました。とりあえず卵を焼いて、なんだかんだ詰める。夫が会社に持っていくお弁当は、ズレないようにギューギューに詰め込んだり、汁が漏れないようにとか、彩りがとか気にしてたけども、在宅勤務用のお弁当はなんでもありです。前日の残りものが詰め込まれる可能性が高い。ないときは冷凍食品を詰める。謎の空白があっても良し。

(・∀・) やっぱりお弁当は楽だなあ。朝ごはん食べながら作っておけば、お昼はすぐに食べられる。

それから、「わたしは専業主婦だから、ごはんぐらい自分で作らなきゃ」っていう気合を捨てました。週に何度か、息子三歳と一緒にお昼ご飯を買いに出かけています。散歩がてら、テイクアウトを調達。わたしの暮らす京都は外出自粛も緩和され、少し気分が楽になりました。普段は観光客がたくさんいる街も、いまはのんびりしています。

|ω・) 値段がお高めの料理屋さんもテイクアウトを始めています。テイクアウトでも、お高いので、買おうか買おうか迷っている。絶対にお得なんだけども、お弁当で2,000円を超えると、なかなか手が出ない。食べてみたい。葛藤中。


 掃除。片づけは大事。


部屋が汚くても死なへん。ほっとこう。と思っていたのですが、乱れた部屋で過ごすと空気も濁っているような気分になるので、掃除はできるだけ毎日するようになりました。

(・∀・) 掃除する。って堂々と言ったけども、ほうきではくぐらいしかしてないよ。気が向いたら、雑巾代わりのおしりふきで床ぶきする。ほうきではくだけでも、床が綺麗にピカーンです。すっきり。

息子三歳のオモチャ、明日も使うからまあいいやと思って、そこらじゅうに撒き散らしてあったのですが、さいきんは夜ごはんの前に片づけています。日中も、ちょこちょこ片づけている。

(・∀・) 人生でもっとも片づけに時間を使っているといっても過言ではない。片づけばっかりしてる。片付いた部屋は、気持ちいい。すっきり。

一方、息子三歳は「工事遊び」に目覚めたらしく、朝から部屋の真ん中にすべてのオモチャを広げています。なんてこった。「段ボールでショベルカーつくって。ぼくがのって、うごくのがいい。ダンプカーも。オモチャはこぶの!」と高度な発注をかけてくる。ひぇ。

しかし、視点を変えてみると、息子三歳が自分自身で新しい遊びを考えるようになったのだから、成長だなあ。


 スマホ。時間を決めて許可。


できるだけ、スマホをさわらせないようにしよう。そう決めていたのですが、さいきんは毎日1時間程度、スマホで子ども向け動画を見る時間を作りました。

(・∀・) 夕方4時から5時のあいだ、スマホ時間にしているよ。

わたしはそのあいだに朝昼のお皿を洗って、夜ごはんを作り、部屋を掃除して、お風呂の準備、お洗濯をします。毎日1時間、みっちり家事をできる時間があると思うと、わたしは気が楽です。

器用な人は、子どもと遊びながら、家事も上手くこなせるのだと思いますが、わたしにはなかなか難しいです。夫の在宅勤務が始まってから、少し目を離すと夫の仕事部屋へ走っていくので、目が離せなくなりました。

|ω・) ママと2人のときは、ひとりで遊んでいたのに……

イライラ。(夫が家にいるから日常が上手くいかない)とぷんすかしていたのですが、冷静に考えると、夫も非日常のなかで働いているのです。遊んでいるわけじゃないのだから、怒るのは間違っているなあと反省。

朝や昼に家事をするのは諦めました。息子三歳とワーワー遊んで、夕方のスマホ時間のあいだにタタタッと家事をこなす。

(・∀・) 洗濯は朝からしないといけない、っていう思い込みも捨てた。夕方に干して、息子三歳が寝てから回収する。夜に干して、次の日の夕方に回収する日もある。息子三歳がひとり遊びに夢中になってるすきに洗濯する日もある。時間を決めずに、手があいたときに洗濯してる。

5月になると、あたたかく乾きやすい季節なので、いつ干しても乾く。雨さえ降らなきゃ、朝でも夜でも、いつ干しても良い。そう考えたら、気分も楽になりました。毎日洗濯する必要もない。だいたい1.5日に1回のペースで洗濯する。

さて。以前は、たまにしかスマホを見せてあげなかったので、息子三歳は一度スマホを手にすると電池が切れるまで離さない状態だった。ほぼ毎日見せるようになってからは、ママがテーブルに夜ごはんを並べ始めたら、自分でスマホを片付けるようになった。「またあしたのゆうがたにみるからねー」と、機嫌良くお片づけ。

息子三歳はスマホを含む電子機器と密になりながら生きるのですから、制限しすぎるよりも、使いこなせるほうが将来役立つだろうなと、いまは考えています。ずっとスマホに頼るのは良くないけども、時間を決めて使わせてあげたい。

制限すると、どんどん使いたがるけど、また見れると分かったら、気持ちの区切りがつけやすいみたいです。さいきんはスマホにも飽き始めた様子で、ママの料理を手伝ったり、お片づけを観察したり、タオルを畳んだり、スマホを置いて、ママのまわりをうろうろする日もあります。平和だ。


 変化するのは不安だけれども


夫の在宅勤務に息子三歳も慣れ始めた様子。ママも、パパも慣れ始めた。新しい生活スタイルが出来上がってきて、お互いのストレスが低くなってきました。良い流れ。この調子で穏やかな日々を過ごしたいものです。

(・∀・) 変化するって不安だ。でも、不安だから、平穏を求めて、成長するのだ。だから“不安”は希望なんだなあ。

在宅勤務が始まってから、我が家は非日常の連続になり、不安でいっぱいになった。不安だから、家族みんなちょっと不機嫌で、日常が上手くまわらなくなっていたように思う。いまは不安が解消し始めたところ。非日常を日常にするには、やっぱりやっぱり時間の経過が重要。

わたしは夫が在宅勤務になることに怒っていた(拒否していた)わけではないのだ。日常が変化することを恐れて、不安に感じ、その延長にある“怒り”が出現してしまったのである。本来の気持ちは“怒り”ではなく“不安”だった。

そこから考えをめぐらせてみると、わたしが息子三歳を怒るときというのは、“不安”が大きく影響しているんだなあと気づきました。虫歯になったらどうしようとか、怪我したら大変だ、とか。ほかのお母さんだって一緒なんだと思う。

外出先で、泣いている小さな子どもを怒るお母さんを目にする機会がよくあった。そういうときに、(お母さんストレスフルだな)と思うだけじゃなく、(何か不安なことがあるのかもしれない)という気持ちで接することができたら良いな。再び、自由におでかけできる日が来たら、小さな子どもに怒っているお母さんのSOSを手助けできる人になりたいなあ。って、家族の外へ目を向ける余裕も出始めた。

ほな、また(・∀・)よしなに!

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