アスペルガー症候群(発達障害)当事者が考える、実年齢より若くみえる理由。自閉症スペクトラムとADHDでは若くみえる理由に違いがある、っておはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC ぴぴふぉとさん
当事者研究とは
「当事者研究」とは、アスペルガー症候群(発達障害)などの特性をもつ人が、医師や心理ではない、当事者としての経験から、考えをまとめることです。
きょうのテーマは【発達障害の人は、なぜ若く見えるのか】について。
【発達障害の人は、なぜ若く見えるのか】アスペルガー当事者研究
わたしは実際の年齢よりも若くみられることが多い。わたしだけではない、発達障害として知り合った多くの人が実際の年齢より若くみえる。
発達障害といっても、いろいろあるけれども、きょうは自閉症スペクトラムやアスペルガー症候群の人が若く見える理由を考える。
わたし自身が、同年代より若く見える理由として、まっさきに思い浮かぶのは「しわの少なさ」 それから、「肌荒れの少なさ」である。
これには理由がある。
シワの少なさについて。わたしは幼少期より表情の変化が乏しいのだ。笑うとか怒るとか、そういう感情の変化が少なかった。顔の筋肉を、ほとんど使っていない。だから、顔にシワが少ない。
肌荒れの少なさ。幼少期、子どもらしく外で活発に遊ぶことが嫌いだった。集団のなかに入るのが嫌だったし、運動も得意ではなかった。その後の人生も、ほとんど肌に紫外線が当たっていないので、肌荒れが少ない。
表情が乏しい、とか、運動が苦手、集団が苦手、など、これらは発達障害、特に自閉症スペクトラムやアスペルガー症候群の人の多くに当てはまる特徴だ。
こういった特徴によって行動が似ているため、顔のシワや肌荒れが少ないので、自閉症スペクトラムやアスペルガー症候群の人は若く見えるのだと感じている。
【発達障害の人は、なぜ若く見えるのか】の答えは、表情が乏しく顔の筋肉を使っていないのでシワが少ないから、で完結。
余談ですが、発達障害のなかでも、ADHD(注意欠如・多動症)の人の場合には、表情が豊かな人が多いので、上記の理由は当てはまらないように思う。が、こちらも若々しくみえる。
ADHD(注意欠如・多動症)の人が若くみえる理由は、好奇心旺盛で活発、何事にもチャレンジして、生き生きと楽しく暮らしているからだと思う。
わたしが大人になってから出会った発達障害の人々は、みんな幸せそうだったよ。普通に仕事をして、結婚もして、そういう平凡で幸せな人生を過ごしていた。わたしも、たぶん、そう。幸せに生きている。
発達障害 = 不幸せ と思い込んでいる人がいるけれども、それは違う。発達障害であっても、健常者であっても、同じ。幸せな人も、不幸せな人も存在する。
だから、落ち込むことはない。不幸な人を演じる必要はないのである。本人が楽しいと思っているなら、良い人生だよ。
ほな、また(・ω・) よしなにー。
追記:2022年4月18日