【苦手を補うか、得意を伸ばすか】おうち療育、発達凸凹の3歳息子

発達凸凹のある息子3歳の苦手を補うために、おうち療育を始めたが、得意を伸ばすを優先したほうが自信につながるのではないか、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

オレンジのコスモスのとまる蝶々

画像提供:写真AC acworksさん


 療育(臨床心理士さん)は、苦手を補う場所 


発達凸凹のある息子3歳と療育に通い始めて、3ヶ月。はじめに確認した「できそうでできないことを、できるようになる」という考えにそって、息子3歳は順調に成長を続けています。

「療育」というのは、つまり「苦手を補う」 これを意味する言葉なのだと感じました。

だから、発達凸凹のある息子3歳にとって、大事なのは、苦手を補うこと。その目標に近づくために、おうち療育として、手先を使う練習を始めたのです。

しかし、さいきん、別の考えも、ゆらゆらと頭のなかで浮かぶのです。これでいいのだろうか。


 苦手を補っても、自信にはつながらないぞ? 


わたしはアスペルガー症候群(発達障害)です。息子3歳と同じように、昔から手先が不器用です。他の人より、できることも、たくさんあったはず。でも、記憶に残っているのは「努力したのに、できなかった」劣等感ばかり。

苦手なことを練習して、人並みにできるようになったとして、それが自信につながるのだろうか。

得意な人だって、練習する。得意かつ、熱心に練習をする人には追いつけないぞ? 「努力したのに、できなかった」劣等感につながるのではないか。

それならば、得意をぐんぐん伸ばすほうが、息子3歳にとっての自信につながるのではないかと。


 苦手を補うか、得意を伸ばすか。おうち療育 


臨床心理士さんによる療育では「苦手を補う」ことを重視している。

だから、おうち療育では、苦手を補うよりも「得意をもっと伸ばす」ことを、優先順位の頂点と考えるのが良いのではないか。

以前に読んだ本に書いてありました。幼児期の子どもにとって大事なのは「有能感」

(・ω・) 有能感とは、自分には成長する力があるんだ、伸びる力があるんだって気づきだよ。

苦手なことは、ちょっとずつ伸びる。得意なことは、どんどん伸びる。どんどん伸びるほうが、楽しい。楽しいから、続ける。もっと上手になる。

わたしは、ペンギンに空を飛ぶ練習をさせようとしていたのかもしれない。きっと、そう。

今後の、おうち療育、しいては子育ての方針について、考え直すタイミングに違いない。

ほな、また。よしなにー。

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