息子二歳二ケ月「おしっこする」と口にする
息子二歳はお風呂上がりに裸で走り回り、部屋のなかでおしっこをしてしまうことがあります。ママが「やってしもたな」と騒ぐのが楽しいようで、洗濯や食事作りやと小忙しくしているときに、大人の気を引くために「おしっこしちゃお」と話し、チラチラと様子を見るという動きをしていました。
ところが、数日前から言葉に変化がありました。「おしっこしちゃお」ではなく、「おしっこする」というようになったのです。その言葉で、ふと気づきました。「おしっこしちゃお」はママの気を引くための言っていたのではなくて、「おしっこが出るよ」っていうお知らせだったのかなと。
これはチャンスだと感じて「トイレ行く?」と訊くと、素直にトイレへ。わたしが踏み台と子ども用トイレを設置すると、自分で便座まで向かいました。トイレでおしっこをして、満足そうにオムツをはく二歳息子。すでにオムツで終えたようで、たくさんは出なかったのですが、“おしっこ出そうだ”って気づくようになったんだと、はたのんママは嬉しくなりました。
(・∀・) おしっこするときには、トイレに行かないといけないってことにも気づいていた。成長!
画像提供:TEST-COURSEさんによる写真ACからの写真
ごゆるりトイトレ生活
我が家では、積極的なトイトレをしていません。おしっこを漏らしたら、お片づけや洗濯で、はたのんママはイライラするでしょう。二歳息子だって、怒られてイライラするでしょう。お互いに良いことなしです。小学校に入ってもオムツを履いている子はいないのだから、焦らなくても、そのうちトイレでできるようになるだろうと、見守ることにしました。
「トイトレがんばらなきゃ」と張り切っていた時期もあります。二歳の誕生日前後は、トイトレ、トイトレと焦って、急ぎで子ども用便座を調達しました。お風呂に入る前には、子ども用便座に座らせてみたり。一ケ月ぐらいは張り切っていたのですが、息子二歳は自分でトイレに行こうとしない状態。どうやらトイトレは長引きそうなので、いったん閉幕。そのうち始めるかと、そのまま忘れていたところ、息子二歳の「おしっこする」で、トイトレを再開することになりました。
再開といっても、息子二歳が「おしっこする」と言うまで、積極的に声かけをする予定はありません。オムツが湿らなくなったら、トレーニングパンツに履き替えようかなという程度の、ごゆるりトイトレです。
(・∀・) きょうは一度も「おしっこする」と言わずに終わりました。我が家のごゆるりトイトレは、一進一退です。
わたしのまわりのトイトレトーク
まわりの声を聞いていると、トイトレに関して、さまざまな考えかたがあります。
夫のお母さんは、「できなくてもやる」って方針で子育てをしたそうです。下の子が生まれたことをきっかけに、ふたりのオムツを交換するのは大変だし、費用もかさむから、オムツ卒業を決意。女の子はすぐにオムツがはずれたけど、男の子はなかなかオムツがとれなくて、大変だったと話していました。
プレ幼稚園に通うママは、ゆっくりトイトレ派だけども、幼稚園の方針で園にいるあいだだけトレーニングパンツをはかせているそうです。幼稚園でトイレ覚えてくれたら良いなあって。我慢しているのか、幼稚園ではおしっこを一度もしない日が多いそうな。
兄弟がいるママは、上の子を育ててみて、なんとかなることが分かったから、焦っていない。お兄ちゃんやお姉ちゃんの行動を見て、なんでも真似するから、いつのまにかトイレへ行くようになると期待しているそうです。
(・∀・) いろんな考えをきいて、我が家は「ごゆるりトイトレ」でいくことにしました。
積極的にトイトレしなかったら、まだまだオムツ生活は続くのかなと考えていました。ですが、二歳息子は自分から「おしっこする」と宣言するようになりました。大人が導かなくても、子どもはまわりの様子を観察して、自分で成長するんだなあと感じた出来事でもありました。
さいきんは、「トイレでおしっこできるようになったら、オムツ変えなくても良いんだよ」と、オムツ交換のときに話しかけています。息子二歳は納得したような表情で聞いています。これからの成長が楽しみです。ごゆるりトイトレ、定期的に報告します。
トイトレについて、まわりの声を聞いたり、妻や夫の両親から子育て経験を聞いたりするなかで、家庭の子育て方針に不安を覚えることもあると思うけど、気にせず、マイペースで過ごしてください。みんな違って、みんな良い。オッケー。子どもの成長も、ママの子育ても、マイペースでオッケー。