2021年によく読まれた哲学の記事まとめ。自分が捨てられないものを見極める「三木清」、「カント」の純粋理性批判から幽霊が壁をすり抜ける理由を考察する、良い選択と悪い選択とは「荘子」の3つを紹介します。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC ゆりかもめねこさん
思考を愛す、わたしだけの世界線
わたしは、わたしだけの視点、脳内を通じて、世界を見ている。
わたしは言葉が好きです。ブログなど、文章を書くときには、辞書のなかにあるときよりも、美しい言葉になると良いなと考えています。まだまだ坂の途中ですが。
今回は、わたしの心に響いた哲学、言葉について書き綴ったブログ記事のなかで、よく読まれたものを3つ紹介します。
【自分が捨てられないものを見極める】三木清、絶望と希望の哲学
三木清は、戦時中を生きた、絶望と希望の哲学者です。
絶望する出来事が起こったときに、困難に立ち向かい諦めないことだけが素晴らしいのではない。いったん諦める。そこから生まれる希望があるはずだ。諦めて、捨てたときに、自分にとって本当に必要な価値ある考えが見つけられるよ。という「希望」の哲学です。
【幽霊が壁をすり抜けるのはなぜか】純粋理性批判、カント
カントは、「人間とは何か」など、理性によってできることできないことを考え、人間の理想的な生き方や価値観を見つけようとした哲学者です。
わたしが強い興味をもった「純粋理性批判」では、人間の知りうる限界を示しました。
「人間の知りうる限界」のひとつ、物質を構成する最小要素を人間に見つけることはできるのか? のアンチノミー(2つの矛盾する考え)から、幽霊が壁をすり抜ける理由を考察しました。
(・ω・) ちょうど夏だったから
【良い選択、悪い選択】荘子、何が迷いをもたらすのか
荘子は、「無用の用」など、あるがままの自分を受け入れる大切さを伝える名言を多く残した思想家です。
選択には、良いも悪いも無い。良い選択には悪い部分があり、悪い選択にも良い部分がある。どの選択をしても、楽しいことが起こるんだ、楽しいの芽を見つけるんだ、そういう前向きな意気込みが大事という「新しい挑戦を応援する」哲学です。
ほな、また(・ω・) よしなにー