テントウムシのタマゴを発見
2019年9月の、とある日。息子二歳はパパと公園に出かけ、虫かごにテントウムシを入れて帰ってきました。いつもは公園で放して帰ってくるのですが、自宅にいるママにも見せたいと、つかまえたテントウムシを連れて帰ってきたのです。
(・∀・) 満足そうな顔で、虫かごに入ったテントウムシを届けてくれました。自分で捕まえたらしい。
夕方になったころ、そろそろ逃がしてあげようと準備していると、テントウムシがもぞもぞと動き始めました。
息子二歳が「むちさん、うんうんしてるー(テントウムシさん、うんちしてる)」と大声でママを呼んでいます。のぞいてみると、規則的に並ぶ黄色の塊がありました。
うんちって、こんな規則的に並ぶかなあ……。パパとママはザワザワ。もしかしてタマゴなんじゃないかと検索してみたところ、やはり、これはテントウムシのタマゴであることが発覚。1ミリにも満たない黄色いタマゴが30個ほど並んでいました。
(・∀・) テントウムシのタマゴは、どうやって逃がしたら良いんだろうか
とりあえず、タマゴを生んだテントウムシをベランダに逃がして、タマゴは近くの公園の葉っぱに逃がしに行こうと計画しました。もう夜だから、また明日にしようと就寝。
翌日は雨のため、公園に行かず。テントウムシのタマゴの移動は延期になりました。(まだまだ生まれないのだろう)と思っていたので、我々に焦りもなく。
2日後、テントウムシのタマゴが黒くなる
テントウムシがタマゴを生んで2日後、ほんのわずかのあいだにタマゴが黒くなっていきました。10分ぐらいの時間で、どんどん増える黒いタマゴ。
暑い日が続いていました。腐ってしまったかと思って、落ち込んでいると、パパからテントウムシの幼虫飼育方法(ネット情報)が伝授されました。
(・∀・) テントウムシのタマゴは生まれる直前に黒くなるんだって
へーと思っていると、まさにそのときテントウムシがタマゴから生まれ始めたのです。わずか1ミリにも満たない黄色いタマゴから、白っぽい小さな幼虫が生まれました。身体をふりふりさせて、タマゴから顔を出しています。
パパ調べによると、初日は生まれたタマゴの殻を食べて、次にまわりの仲間を食べるそうです。そのなかから生き残ったものが成長を始めると。エサはアブラムシのみ。野菜は食べないらしい。
(・∀・) 毎日アブラムシを100匹食べるんだって。30匹いるから毎日3000匹のアブラムシ捕獲せなあかん。飼育するのは難しいなあ。早く逃がしてあげなくては。と、はたのんママは思っていました。
一方、パパはテントウムシのタマゴを飼育する気満々。パパが「テントウムシ飼いたい?」と息子二歳に尋ねたところ、「かいたい!」と即答。息子二歳は喜んで、テントウムシの幼虫が入った虫かごを眺めていました。
(・∀・) テントウムシの幼虫飼育責任者はパパに決定
そうして、息子二歳とパパによるアブラムシ捕獲の日々が幕を開けたのです。
テントウムシのタマゴは出産から2日で生まれる
わたしは田舎で生まれ育ちましたが、テントウムシの幼虫を見た記憶はありません。もちろん育てたこともないです。まさかこんな都会でテントウムシの幼虫を飼育することになるとは……
テントウムシの幼虫飼育は驚きの連続でした。
まず、最初の驚きは、出産したタマゴがわずか2日で生まれたこと。一ケ月ぐらいタマゴのまま過ごすのだと思っていたので、びっくりしました。産まれる直前にタマゴが黒くなることにも驚いたし、生まれた幼虫が黒じゃなくて白かったことにも驚いた。
テントウムシの幼虫飼育を通じて、親になっても子どもと同じく知らないことがまだまだある、むしろ図鑑を熟読している息子二歳のほうがよく知っていることもあるんだなあ。と気づきました。
(・∀・) 大人になると、子どもよりも知っていることが多いような錯覚を起こしがち。息子二歳と同じく、ママ二歳も成長中。
次回はテントウムシの幼虫の成長記録と、飼育をするために必要な容器のおはなしを書き綴る予定です。次第に成長するテントウムシの幼虫の世界をお楽しみください。
ほなまた(・∀・)よしなにー