「SL大樹ふたら」左側2号車後部をおすすめする理由や、鬼怒川温泉駅にある転車台のおすすめ待機場所、下今市駅の車両切り離しなど、乗り物情報のおはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
SL大樹ふたら とは
「SL大樹ふたら」は、栃木県日光市にある下今市駅と鬼怒川温泉駅を走るSL機関車です。
(・ω・) 我々の暮らす京都から5時間かかるよ、長旅や
息子は乗り物が好きです。鉄道博物館にでかけた際に「鬼滅の刃(アニメ)に出てくる電車が実在する」と気づき、自分も乗りたいと主張。今回の旅が実現しました。
(・ω・) 母も鬼怒川温泉に行ってみたいと思っていたので、ちょうど良かった!
母も父も東京より向こうの関東方面に行くのは初めてで、わくわくが止まりませんでした。京都からは、北海道へ行くより時間がかかるのよ。だから、栃木県に立つのは はじめて!
おすすめ座席は左側2号車後部 デッキがあるから
我々は1号車の予約をするために、予約開始日ぴったりに予約を決行しました。が、思うようにはいかず……
(・ω・) 1号車の前の席も、3号車の後ろの席もとれんかった。かなし。
と落ち込んでいましたが、予想外に良いことが起きました。2号車、めちゃくちゃ良かったです!おすすめ。
なぜ、2号車の座席がおすすめかというと、2号車後部にはデッキがあるからです。
各車両は窓ガラスがある座席が並んでいるのですが、2号車後部のデッキは鉄柵があり、リアルな風を感じながら、SL旅を楽しむことができました。
(・ω・) 指定席とは別にデッキにもいくつかの席が用意されているよ。自由に座れる仕組み。
2号車の座席を予約していなかったら、ここにデッキがあることにも気づかなかったので、逆に運が良かったです。
ときたま煙がモクモク届く瞬間があります。息子は「くろいけむり! かじかもしれん!」と驚いていましたが、「これがSLや」と説明すると納得した様子でした。
ガラス窓のある車内からは、煙で息苦しい瞬間を味わうことはできなかったでしょう。良い体験をした。母も父もSL初体験。知識が体験になった、興味深い。
息子と同じく小さな子どもたちでデッキは大混雑。他の子に席を譲ってあげようと息子と相談し、席を離れました。
(・ω・) 息子の成長を感じた。自分よりもっと小さい子に「どうぞ」と譲っていました。
マニアックな情報ですが、進行方向左側にヤギ(羊かも)を飼っている小さな牧場があります。デッキは、けっこう盛り上がった。
なので、子連れ旅行には、座席は左側2号車後部がおすすめ。
鬼怒川温泉駅にある転車台 おすすめは駅出て右側
SL大樹の見どころのひとつは「転車」です。鬼怒川温泉駅に転車台があり、到着10分後ほどでSLの転車が始まります。
なんとなく、駅を出てすぐのところに待機していたのですが、これは失敗でした。
駅を出て右側に進み、転車台に向かってSLが走ってくる ちょうど線路の真ん中に待機するのが正解です。
(・ω・) 途中で気づいた、人が多くて移動は残念した
まっすぐ走ってくるSLを見ることはできませんでしたが、SL大樹が転車するときには、しっかり正面をこちらに向けてくれたので、満足です。
SL大樹は時計方向に回ります。駅出て右側を確保できない場合には、駅出て左側にある転車台手前のエリアがおすすめ。
(・ω・) 少し移動するごとに止まって汽笛を鳴らしてくれるよ
聴覚過敏で大きな音が苦手なお子さまがいる場合には、離れるかイヤーカフをしたほうが良いと思う。かなり大きな音が鳴ります。大人でも驚くような大きく響き渡る音です。
下今市駅で車両の切り離しが見学できる
SL大樹とは関係ないけれども、もうひとつおもしろい場面がありました。
(・ω・) 電車の切り離しを見学したよ
特急電車からSL大樹に乗り換える「下今市駅」にて。
「いまから電車を切り離します」とアナウンスがあり、立ち止まって見ていると、電車の接続部分がパッと離れました。
田舎育ちの母にとっては見慣れた風景ですが、都市部では遭遇しない場面なので、息子はとても驚いていました。
下今市駅は鬼怒川だけでなく日光につながる路線もあります。この駅では電車の切り離しや連結に遭遇する機会が多いのかもしれません。
下今市駅には、SL大樹の車庫や小さな資料館、子どもがSL体験をできる小型の乗り物があります。SL大樹に間に合う時間よりも、1時間ぐらい前に到着すると、ゆったり堪能できると思います。
(・ω・) おやつ売り場は無い。たぶん無い。自販機はあった。
おやつは忘れず持参しましょう。休憩室があるので、暑さ寒さはしのげます。
ほな、また(・ω・) よしなにー。