【神戸の摩耶ロープウェイレポ】梅田から六甲山牧場、割引情報あり


 ロープウェイに乗りたい 


息子二歳と、はたのんママは、とある乗り物図鑑に掲載されていた空飛ぶ電車「ロープウェイ」に目を奪われました。息子二歳と一緒に「乗りたいねえ」と騒いで、夫を説得し、ついにロープウェイに乗ることができました。

我々が住む京都(大阪寄り)から、もっとも交通の便が良いロープウェイは神戸六甲山にあります。神戸六甲山はオルゴール博物館があったり、夜景も綺麗だったり、お洒落な観光地として人気があります。六甲山には、オシャンティー観光地だけではなく、息子二歳にピッタリな場所「六甲山牧場」があるのです。我々の目的地は「六甲山牧場」に決まりです。


 大阪梅田から六甲山牧場へのアクセス 


大阪梅田から六甲山牧場へ、公共交通機関を利用して向かう方法はいくつかあります。我々が利用したのは、阪急電車で阪急六甲駅へ向かい、バス、摩耶ケーブルカー、摩耶ロープウェイ、バスを乗り継ぐルート。京都や大阪梅田方面からロープウェイに乗りたいなら、こちらのルートが便利で、分かりやすいです。

(・∀・) ロープウェイを利用するルートは乗り換えが多いし、料金が高いよ。ロープウェイに興味がない、乗り換えは嫌だ、早く六甲山牧場へ着きたいって場合には、六甲ケーブルルートやバス直通ルート(乗り換えなし)がオススメ。利用する日に合わせて、ネット検索してみてね。時期や曜日によって運行するバスが異なるので注意。

摩耶ケーブル乗り場や摩耶ロープウェイ乗り場には、売店が無いので、ドリンクや軽食などは、阪急六甲駅で購入すると便利です。阪急六甲駅は神戸大学の最寄り駅で学生さんが多く栄えています。バス停前にはタコ焼き屋さんもあるので、腹ごしらえにもちょうど良いです。パン屋さんや阪急オアシス(ちょっとお洒落なスーパー)もあるので、頂上で食べるお弁当を調達するのも良いかも。

|ω・) ちなみに、阪急六甲駅の駅前には、神戸の老舗洋菓子屋さん「ケーニヒスクローネ」のカフェがあります。関西の百貨店では定番の洋菓子。はたのんママも好き。洋菓子も美味しいし、食器も可愛い。この店舗のティーポッドはプリンセスみたいな豪華な食器を使っている。甘いものや可愛いものが好きな家族は、こちらで休憩してから、六甲山へ向かうのもありかも。


 ケーブルカー、急な坂を登る 


木々の中に現れた摩耶ケーブル駅
摩耶ケーブル乗り場

六甲駅からバスに乗り込むと、住宅街をどんどん進んでいきました。で、 摩耶ケーブル駅が 急に現れました。山のなかに駅があると思っていたので、驚きました。街です。すぐ隣にはマンションがあります。摩耶ケーブル駅の建物は、はたのんママ好みのお洒落な雰囲気でした。

黄緑色で斜めの電車が停車する摩耶ケーブル駅
摩耶ケーブルカー

摩耶ケーブルカーは斜面を走るので、電車が斜めになっています。ケーブルカーに乗ると、普通の電車と同じく前後の窓から景色が見えます。おもしろい。こんな急な坂を上るのかと、びっくりしました。一方、息子二歳の感動は薄め。地上に足がついているので、いつもの電車って感じで、落ち着いて過ごしていました。はたのんママだけです、騒いでいるのは。

摩耶ケーブルを降りると、すぐに急な階段があります。駅そのものが階段になっていて、幅が狭いです。油断すると、落ちそうな細さです。摩耶ケーブルカーから降りるときは、小さな子どもは抱っこしておくのが安心。こけたら落ちちゃうかも。危ないです。

細めの階段が並ぶ摩耶ケーブル駅
摩耶ケーブル駅の階段が危ない

摩耶ケーブル駅を出ると、自然いっぱい。チョウチョがたくさんいます。近くにいっぱい飛んでる。整備された階段を登って、ロープウェイ乗り場へ向かいました。摩耶ケーブルから摩耶ロープウェイにかけてのルートは、階段が多いので、ベビーカーの利用は難しいように感じました。抱っこひもがオススメ。

摩耶ロープウェイの待合室には椅子が並んでいて、御手洗いがあります。テレビもあった。椅子があっても、息子二歳がじっとしているわけもなく、ウロウロ。まわりに興味津々な二歳息子と一緒に、ロープウェイ乗り場あたりで、チョウチョ観察も兼ねて、順番待ち。

ピンクのロープウェイが駅に到着
摩耶ロープウェイ

ロープウェイの到着時間が近くなると、はたのんママを先頭に、列が並び始めました 。早くから並んでいたおかげで、1番目に乗り、貴重な椅子に座ることができました。ゆったりとまわりを眺められて、満足です。椅子は二席分しか無かったと思う。子どもは立ちながら乗ると危ないから、椅子を狙って、早めに並ぶのが良いかも。

摩耶ロープウェイに乗り込むと、息子二歳の目がキラキラし始めました。「おそら、とぶ、かーかー?(鳥さんみたいに、お空を飛ぶの?)」と、まわりをキョロキョロしながら、大興奮。

事前に、「お空を飛ぶよ」と教えていたこともあり、動き出したロープウェイに大喜びしていました。「かーかー、おそら?(鳥さんみたいにお空飛んでるの?)と、しきりに聞いてきました。はたのんママも、久しぶりのロープウェイに大はしゃぎ。まわりの家族連れも、わーわーしていました。

反対側から降りてくる摩耶ロープウェイの姿をみて、「とんでる!(電車が飛んでる)」と、息子二歳は目をキラキラ。乗り換えいっぱいで時間がかかったけど、摩耶ロープウェイルートを選んで良かったです。


 頂上からは、神戸の海が見える 


ロープウェイを降りると、展望スペースがありました。神戸の海が、ドーンっと見えます。遠くに見える船は、ゴールデンウィークに乗った、さんふらわあに似ていました。息子二歳も、大きな船に気づき「おふね、のった」と、指差して、楽しげにしていました。

摩耶ロープウェイの頂上から見える神戸の海と街並み
頂上からは神戸の海が見える

さてさて、ここからはバスに乗って、六甲山牧場へ向かいます。本数が少ないので、見逃さないように注意です。バス停が見える位置にベンチがあるので、そこを拠点に、松ぼっくり拾ったり、バッタ追いかけたり、二歳息子も楽しく過ごせました。子どもがいると、ぱぱぱっと移動できないので、早めにバス乗り場へ行きましょう。

(・∀・) 我が家はテントウムシ捕まえてて、バスに乗り遅れかけたよ。パパが捕まえたテントウムシを、はたのんママが落としちゃって、息子二歳がガーンなって、ちょうどバスきて、わーなった。

あっという間に、パパが二匹目のテントウムシを捕まえてくれて、なんとかバスに間に合いました、ギリギリ。テントウムシたくさんいて良かった。パパの視力も好調で良かった。2時過ぎのバスは空いてました、息子二歳は手に乗せたテントウムシ見ながら、機嫌良く六甲山牧場に到着です。


 旅の振り返りも大事 


息子二歳に「きょうは何に乗ったの?」と聞いても、スン。何も答えません。なんとか思い出してもらわなくてはと頭をひねり、「ロープー?」と訊くと、思い出したようで「ウェイ!」と応じました。そこからは「ロープウェイのった」「カーカー、なった(鳥さんみたいに空を飛んだ)」と、るんるん。ばあばのおうちに行ったときも、「ロープウェイのった」と主張していました。記憶に残って良かったです。

忘れてほしくない出来事は、高頻度で、「行ったよね」「乗ったよね」と尋ねるのが大事だなあと感じています。一度見た、聴いただけでは、すぐに忘れてしまうんだなあ。おでかけしたあとは、写真やパンフレットを見て、振り返る時間も大切だなあ。


 割引情報 


阪急電車を利用して、六甲山牧場で出かけるなら、「六甲・まやレジャーきっぷ」がお得です。阪急電車は、 大阪梅田から嵐山や河原町(京都)、有馬温泉(神戸)など人気のある観光地へ向かう路線があり、旅行に便利で、お得な割引切符を販売しています。阪急電車を利用して、おでかけするときには、ぜひ確認してみてください。

ほな、また(・ω・) よしなにー。

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