【視覚優位で脳内大渋滞。メモ帳1冊に特化】アスペルガー当事者研究

アスペルガー症候群の当事者による、視覚優位で脳内が大渋滞する場合の対応についての研究、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

メモ帳とボールペン

画像提供:写真AC りさママンさん


 当事者研究とは 


「当事者研究」とは、アスペルガー症候群(発達障害)などの特性をもつ人が、医師や心理ではない、当事者としての経験から、考えをまとめることです。

きょうのテーマは「視覚優位で思考が大渋滞するときは、メモ帳1冊に特化せよ」


 視覚優位で思考が大渋滞するときは、メモ帳1冊に特化せよ 


わたしはアスペルガー症候群です。当事者として、悩んでいることのひとつ「脳内が大渋滞する」の対応について、おはなしします。

脳内が大渋滞する原因のひとつが「視覚優位」です。視覚優位とは、耳で聞く言葉よりも、目で見る言葉・状態に注意が向く特性。

(・ω・) 目から入る情報はスムーズに脳まで配達されるけども、耳から入る情報がなかなか適切な場所に配達できず、通路が混雑するイメージ。

「脳内が大渋滞する」ときの対応。発達障害の人に良いとされる方法「メモをとる」 目に見えない情報を、目に見える情報にするのです。

しかし、ここにはひとつトラップがあります。わたしにようにアスペルガー症候群(発達障害)の特性をもっていると「カテゴリ分け」にこだわる傾向があります。

(・ω・) いろんなテーマ(カテゴリ分け用)のメモ帳を作ったらダメ!

全部1冊のメモ帳に書く! とにかく書く。これが大事です。順序よく、読みやすく書こうとするのも失敗の原因。脳が大渋滞して苦しいときには、思いつくままに、どんどん書くのがおすすめ。

(・ω・) わたしは、自宅でも、外出先でも、同じメモ帳1冊を使っているよ。メモ帳に頭のなかを移動させるつもりで書いてる。メモ帳を仮想空間として活用中。

視覚優位の人は、頭のなかで耳から入った情報がウロウロして、混乱するのだと思う。いったん紙に書いて、情報を整理してから脳に戻すと、あるべき場所に収納されて、優先度が判断しやすいです。部屋の掃除と一緒。脳の整理整頓が大事。

ちなみに、わたしの場合、スマホのメモ帳では、うまくできませんでした。わたしは文字だけではなく、図を使って書くほうが認識しやすいです。メモ帳、手書きだと、図を書きやすいよ。

視覚優位で頭の中が混乱しがちな人は、メモ帳1冊に特化せよ。あれやこれや考えるよりも、メモ帳1冊持ち歩くのが、わたしのおすすめです。

ほな、また(・ω・) よしなにー。

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