【脳に酸素が届かない、ストローが詰まる】アスペルガーの当事者研究

アスペルガー症候群(発達障害)である、はたのんが感じている「脳に酸素が届かない」感覚についての当事者研究です。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC かずなり777さん


 アスペルガーの当事者研究 


「当事者研究」とは、アスペルガー症候群(発達障害)などの特性をもつ人が、医師や心理ではない、当事者としての経験から、考えをまとめることです。

きょうのテーマは「脳に酸素が届かない、ストローが詰まる」について。


 【脳に酸素が届かない、ストローが詰まる】アスペルガーの当事者研究 


わたしは疲れたときに、脳に酸素が届かなくなる。(空想)

普段は、脳から外の世界に何本ものストローが出ている。そのストローから、わたしの脳に、たくさんの空気が届く。

疲れたとき、わたしのストローは詰まる。脳に空気が届かないので、息苦しい。頭が痛くなる。

ストローが詰まったときには、深呼吸をする。口と鼻を使って。脳に空気を届けるために。

ストローが詰まったときは、水分をとる。水分に含まれる酸素が、血液にのって、脳まで届くと信じて。

脳に空気を届けるのは難しい。結局、何をやっても、脳から外の世界につながるストローの代わりになる方法は見つからない。

やがて、諦める。諦めて、寝転がる。寝るしかないが、息苦しくて、息苦しくて。眠れない。

諦める。ぜんぶ、諦める。寝るのも諦める。ぐったり。ごろごろ。

そのうち、新しいストローができる。新しい空気が届く。ストローが詰まってから、おおよそ6時間。新しいストローができる。元気。

結論。疲れたときには休憩する。それが大事。


 疲れていることに気づくのが難しい  


わたしは自分が疲れている感覚に気づきにくいです。これはアスペルガー症候群(発達障害)の人には、よくあるそうな。

休憩する(動かない、考えない)が、わたしは難しい。起きているあいだは動き回りたいし、考え尽くしたいし。休憩は難しい。ごろごろするのは難しい。

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