作業療法士による個別療育で教えてもらったボール遊びのコツ。手先が不器用な子には、まず大きな動きの練習が大事、っておはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC ゆるまるさん
大きな動き、小さな動き。作業療法士さんによる個別療育
作業療法士さんによる個別療育で学んだこと、ボール遊びのコツをご紹介します。
発達凸凹のある4歳息子は、手先が不器用だと言われています。小さな動きの練習が必要と思いきや、もっと大事なことがありました。
大きな運動、身体ぜんぶを使う遊びです。
作業療法士さんによると、人間の身体は、全体を使った大きな動きがスムーズになってから、細かな動きの成長が始まるそうです。
だから、手先が不器用な発達凸凹4歳息子に必要なのは、まず、大きな動き。
ボールを投げる。しっかり飛ばすから、相手に届けるへ。
作業療法士さんから指導を受けた遊びのひとつは「ボールなげ」
(・ω・) 公園でやってるよ!
と思いながら見ていると、わたしのイメージとは異なるフィードバックがありました。
「相手に届けるぞ、ってところに意識が向いていない。ボールだけを見てしまっている」
「ボール投げ」で大事なのは、しっかり遠くへ飛ばすこと、ではなく、相手に届けること。ただ投げるだけではダメなのだと教えてくれました。
(・ω・) 作業療法の時間も、作業の指導だけではなく、作業を取り入れたコミュニケーションの取り方のアドバイスがあって、おお!と思った。
そうだよな。好きなところに投げるだけでは、お友達と遊べない。相手に届けるぞ、って意識が大事なのだと気づきました。
おうちでできる風船遊び
作業療法士さんから教えてもらったボール遊びをもとに、自宅でできる風船遊びを始めました。
4歳息子、投げるのは得意だけれども、ママ(相手)に届くように投げる、受け取りやすい場所に投げるはできていない。
「ママに届くように投げてー」と声をかけると、こちらに投げてくれるが、次のターンでは真上や人がいない方向に投げる。もしかすると、ママと一緒に遊んでいる認識が無いのかも?
(・ω・) いま、ブログを書きながら気づいたが、「キャッチボール」を知らないかもしれない。
風船(ボール)を好きな方向に投げて、ママが拾う遊びだと認識している可能性あり。要確認。
今回は作業療法士さんに教えてもらったボール遊びを通じて、個人の行動を整える時期から、集団の中での行動を学ぶ時期になったんだなあ。と、成長を感じました。
これからは、行動そのものだけではなく、まわりの状況を考えて行動するが課題のようです。
ほな、また(・ω・) よしなにー。