【発達凸凹3歳息子に話を聞いてもらう方法】療育(臨床心理士)

発達凸凹の3歳息子にママの話を聞いてほしいとき、療育の臨床心理士さんの言葉を真似してみた、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

たったひとつが目立つチューリップ

画像提供:写真AC march!さん


 3歳息子は話を聞いていない 


発達凸凹のある3歳息子は、昔から、まわりの話を聞いていません。(もしかして、聞こえていないのかな)と疑った時期もあるのですが、集団検診にある耳の検査では「問題なし」とされたので、(小さい子って、こんなもんなのかな)と、まあ納得して、過ごしてきました。

ところが、3歳6ヶ月のころ、発達の遅れを指摘され、耳が聞こえていないわけではないけれども、こちらの言葉が届いていないような違和感は、やっぱりそうだったんだなと。なにか違うんだなと。


 療育での臨床心理士さんの対応を見て 


3歳6ヶ月頃から通い始めた療育。面と向かって言われたわけではないけれども、療育での臨床心理士さんの対応の仕方を見ていると、ルールにしたがって行動していることに気づきます。

はじめての療育の日。3歳息子は、目の前に教材が出されると、先生(臨床心理士さん)の話を聞かずに、手を出して、さわり始めました。やがて、3歳息子は、臨床心理士さんが話している言葉に耳を傾けて、遊びかたを教えてもらい、一緒に遊び始めました。自宅だったら、新しいオモチャに夢中になっていると、こちらの話を聴くことはありません。

(・ω・) プロの人がやると、目の前のオモチャに夢中になっている子どもでも、ちゃんと話を聴くんだなあ。

1回、2回と、療育を繰り返すうちに、臨床心理士さんの会話には、ルールがあることに気づきました。

発達凸凹のある3歳息子が話を聞かないとき、臨床心理士さんは、かならず「先生、いまから、おはなしするよ。聞いてね」と、3歳息子の手をもって、話しかけました。すると、3歳息子は、オモチャから目を話し、先生と話しはじめます。

(・ω・) そうか、3歳息子は話を聴く気がないのではなくて、意識が目の前に集中しすぎて、耳から言葉が届かなくなっているんだなあ。いったん、こちらに意識を向けさせる必要があるんだなあ。

さっそく、自宅でも、真似しました。3歳息子と話したいけど、話を聞いていないとき。「ママ、いまから、おはなしするよー。聞いてくださーい」と声をかけると、手をとめて、顔をこちらに向けました。

(・ω・) おお。

こんな簡単な言葉で、発達凸凹のある3歳息子の行動は変化するんだと驚いた。療育の先生(臨床心理士さん)の言葉選びは、興味深い。療育で、何をやるかも気になるが、どんな言葉を選ぶのかも、注目している。

ほな、また。よしなにー。

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