手先が不器用な発達凸凹4歳息子と、おうち療育。作業療法士さんに聞いた日常に手先を使う作業を組み込む方法、牛乳を注ぐ、っておはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC HiCさん
おうち療育とは
「おうち療育」とは、臨床心理士さんによる療育で学んだことをふまえて、自宅でおこなう、苦手を補う練習のことです。現時点の目標は、小学校へ入るまでに、ひらがな、数字を読み書きできるようになること。
(・ω・) きょうは身辺自立編。就学に向けた日常生活の練習。”ひとりで”がんばる。
おうち療育(60) きょうの練習
きょうの課題:牛乳を注ぐ、お茶を注ぐ
ねらい:ゆっくりと力を調整する練習
うながす行動:ゆっくり注ぐ、あふれないようにしっかり見る、よそ見しない
牛乳を注ぐ、手先が不器用
個別療育を担当する作業療法士さんに教えてもらった、日常生活で手先を使う練習の紹介です。
(・ω・) 「練習」となると気持ちを作るのが難しいので、日常のなかに手先を使う練習を組み込むのが大事だと教えてもらった
きょうは、牛乳を注ぐ、お茶を注ぐ行動について。
大人にとって、牛乳やお茶を注ぐ行動は、簡単なもの。ですが、発達凸凹のある子どもにとっては、意外と難しい作業のひとつだそうです。
難しいポイントは「力加減」 強すぎるとこぼれる、弱すぎると注げない。ちょうどよい強さの加減が難しい。
さらに、難しいポイントは、手の動きと、目の動きを連動させる必要があること。目で「しっかり見る」と、手を「止める」を同時にしなければいけない。ここが難しい。
(・ω・) ふざけているわけじゃなくて、はじめは本当にできないんだよ。
横で見ていると、「いっぱいになってるのに、なんでとめへんのや!」 となるけども、一生懸命やっても、なかなか難しい作業なので、失敗も許してやってください。
(・ω・) 牛乳が好きじゃない子どもの場合には、好きなジュース(大きめ紙パック)を利用するのがおすすめ。
発達凸凹4歳息子は、自分が好きな牛乳を飲むために頑張っていました。他の子もきっとそうだと思う、好きなものを飲みたい気持ちが大事だ。
ちなみに我が家では、おやつの時間のみ、好きなドリンク(牛乳、たまにジュース)を2杯まで飲んでいいことになっている。
(・ω・) ごはんのときとは違う容量の少ないコップを準備した。手先を鍛える練習とはいえ、牛乳やジュースを飲みすぎるのは良くない気がして。
本人はサイズが違うことには気づいていない様子。「2かいものめて、ラッキーだねー」と喜んでいる。うむ。お互いに良し。
トイレトレーニングその後
余談ですが、さいきん、外出先でトイレの心配をしなくなりました。漏らしそうになる少し前に、余裕をもって「おしっこいきたい」と報告する習慣ができたように思います。成長した。
(・ω・) ママのトイレスキルもあがった。
よく行く場所の道すがらにある使いやすいトイレ(子ども用トイレ)のレパートリーが増えました。去年は知らなかった。成長した、はたのんママも。
できるようになったことは、すぐ忘れる。できないことは覚えているけども、できるようになったことも実はたくさんあるのだ。
できないこと、覚えてほしいことリストを作って、半年後に見返すとおもしろいのかなと思う。
ほな、また(・ω・) よしなにー。