【夏みかんをむけない男は幸せものだ】とあるアスペルガーの脳内

高校時代に読んだ本に書いてあった。「夏みかんをむけない男は幸せものだ」と。あの言葉には続きがあるのだと気づいた、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC リョーさん。さん


 夏みかんをむけない大人は幸せものだ 


高校時代に読んだ本に書いてあった。「夏みかんをむけない男は幸せものだ」と。

幼少期にはお母さんがむいてくれた夏みかんを食べ、大人になってからは妻あるいか彼女がむいた夏みかんを食べる人生を歩んできた。夏みかんをむけない男のそばには、いつも自分を愛してくれる人間がいる。

なるほど、たしかに幸せものだ。

わたしは「夏みかんをむけない男」と結婚した。わたしが夏みかんをむく日々が続いた。この男は幸せものだ。一度も夏みかんをむかない人生を過ごすのだから。

ところが、わたしの予想を超える出来事がおこった。我が家から夏みかんをむかない男はいなくなった。子どものために、夫は夏みかんの皮に四苦八苦している。

いつか読んだ本に「夏みかんをむけない男は幸せものだ」と書いてあった。あの話には続きがあったのだなと気づいた。

ほな、また(・ω・) よしなにー。

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