【発達凸凹4歳息子「こどもちゃれんじ」体験談】おうち療育に利用

発達凸凹である4歳息子とママの「こどもちゃれんじ」体験談。はじめの熱意が薄れたとき、強制的に自宅へ届くから、おうち療育を続ける動機になった、自然遊びのおもしろさに気づいて世界が広がった、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

ビー玉と色えんぴつ

画像提供:写真AC EMSjpさん


 発達の遅れを指摘されてから、おうち療育を始める 


3歳6ヶ月のころ、息子の発達の遅れを指摘され、療育に通い始めました。しかし、療育は月に1回。療育に頼ってばかりではいけないと感じて、自宅での「おうち療育」を始めました。

本屋さんで売っている市販のワークや、療育で使う道具を真似た手作り教材、いろいろ試行錯誤しましたが、だんだん(これで良いのだろうか)との気持ちが大きくなります。

その時期に、ちょうど、「こどもちゃれんじ」から、お試し版が届きました。当時3歳の息子が喜んで取り組んでいるのを見て、我が家でもやってみようと思ったのです。


 発達凸凹4歳「こどもちゃれんじ」への不安 


「発達の遅れがある3歳息子に、キッズワークができるのだろうか?」 夫と相談し、とりあえず、1年やってみよう。あまりにできなかったら、やめたらいいじゃないか、と。

我々の予想通り、当時3歳の息子は、「こどもちゃれんじ」のキッズワークをしませんでした。(やっぱり、発達の遅い息子には難しいようだ)と落胆していたら、付録のエデュトイ、ひらがなパソコンに熱中し始めました。はじめは「ママ、おしてー」と共同作業を求めていました。やがて、自分ひとりで「かるた遊び」をするように。

(・ω・) しまじろうの手紙カードを読むために、いくつかのひらがなを覚えたよ

ひらがなパソコンを使い始めて、ひとつ、またひとつ、ひらがなを覚え始めました。おうち療育の大きな目標は、小学校入学前に、ひらがな・数字の読み書きをできるようになること。目標に向けて、どうやって教えたら良いのかわかりませんでしたが、こどもちゃれんじのエデュトイのおかげで、自然とひらがなを読み始めました。

しばらく放置されていたキッズワークは、時間差で興味をもつようになり、いまは届き次第、喜んで取り組んでいます。えんぴつの練習をする、お絵かきワークは、半年遅れで取り組んでいます。

(・ω・) 4歳息子は手先が不器用。子どもの成長に合わせて、一部の教材を自宅で保管できるのも嬉しい。

えんぴつで文字を書く前に、えんぴつで線を書くとか、迷路をするとか、順を追って練習が進んでいくのも良いです。子どもが、どういう流れで、文字の書きかたを覚えるのか、親が理解できるのが良い。どの順番で教えたら良いのかがわかるので、教えやすいです。

(・ω・) 読めるひらがなが増えたら、絵本が好きになった。文字を一生懸命みて、自分で読もうとがんばっている。


 さすがのエデュトイ、子どもが熱中 


こどもちゃれんじといえば、知育玩具。付録のオモチャがすごい。

(・ω・) ひきつける力がすごい。勉強に入る前に、子どもをひきつける遊びの要素がある。

付録のオモチャは簡単すぎず、難しすぎず。はじめは簡単な遊びで「できる」「もっとやりたい!」を引き出し、だんだん難しい課題になる。だから、子どもががんばる。自分からやりたがる。

(・ω・) 療育の臨床心理士さんが口にする「できそうで、できないことをやる」と似ている。あとちょっとでできそうなところが、次の課題になる。

年少さん向け「こどもちゃれんじほっぷ」で届いた、ひらがなパソコン。自分で押したひらがなで歌を作ってくれる。当時3歳の息子が、まず熱中したポイント。ずっと、やってた。それから、かるた遊びとか、他の機能にも興味をもった。

年中さん向け「こどもちゃれんじすてっぷ」では、ひらがななぞりんパッドが届きました。エサをあげたり、迷路をして遊んでいます。最終的には、文字をなぞって、上手にひらがなを書く練習をするオモチャです。

大物オモチャ以外にも、5月にはプログラミング的思考を育てるスライダーゴーゴーが届きました。熱中。これから届くオモチャの予告ページをみて、「あそびたいね、はやくとどいてほしいね」と楽しみにしています。自分でオモチャを選ぶと、同じようなものを選んでしまうので、いろいろなオモチャが送られてくるのは、ありがたいです。

(・ω・) 追加の講座もある。サイエンスプラスっていう科学の実験ができるキットを追加しようかなと迷っているところ。


 こどもちゃれんじをきっかけに、たくさんの遊びに気づいた 


発達凸凹の4歳息子と一緒に、半年のあいだ、こどもちゃれんじを続けてきました。やってみた結果、良かったので、今後も続けたいと考えています。

発達の遅れを指摘され、療育に通い始めたころ、わたしは本屋さんに売っている市販のワークや、工作グッズで、4歳息子の発達にそった練習をしようと考えていました。しかし、子どもの成長、学びが、どのような順番で進んでいくのか知らなかったので、「色」とか「数字」とか、苦手を指摘されたひとつの部分だけに目を向けて、偏った学びをしていました。いまから振り返ると、子どもの発達にはいろいろな要素が絡んでいるから、苦手を指摘された部分だけを練習しても、うまくできなくて当たり前だったなと思います。

また、教材が毎月どんどん貯まるのも、わたしには良かったです。おうち療育を始めたときの熱意は、だんだんと薄れていきました。こどもちゃれんじが、強制的に自宅へ届くことで、おうち療育を続ける動機になりました。絵本にのっている自然情報は、公園でさがしてみるきっかけ、外に出かける動機にもなりました。

(・ω・) 4歳息子の発達凸凹に気づいてから、人に迷惑をかける気がして、だんだんと公園に行かなくなってた。

公園は、砂場やアスレチックなど、たくさんの子どもがいる場所。それだけじゃなくて、自然な生き物がたくさん暮らしている場所でもある。他の子どもと遊ぶのが苦手であっても、公園にはたくさんの学びがある、たくさんの遊びかたがあると気づいたのは、こどもちゃれんじのおかげです。

こどもちゃれんじをはじめて良かった。発達凸凹のある4歳息子、それからママの世界が広がった。

ほな、また(・ω・) よしなにー。