【2週間取り組んだ結果】親がラクになる叱らないでOK!な子育て

読書大好きママが「役に立ったなあ」「おもしろいなあ」と感じた本を紹介します。きょうは、はたのんママがイヤイヤ期を迎えた二歳息子の行動に悩んでいたときに読んだ「親がラクになる叱らないでOK!な子育て」です。これは、シュタイナーやモンテッソーリの考えかたを取り入れた子育てアイデアの本です。そのなかで、意外だと感じた内容や、我が家で試してみて変化があったと感じた項目をいくつか紹介します。

あたたかくて可愛い雪だるま

画像提供:チョコラテさんによる写真ACからの写真


 後ろから小声で話す、目線を合わせない


わたしが「親がラクになる叱らないでOK!な子育て」を読んで、最も意外だと感じたのは「注意するとき、子どもと目線を合わせない」でした。目線が合うと怖い、怒られると感じて、話を聞かなくなるらしい。

(・∀・) 積極的に目線合わせてた!

困った行動をとるときには、後ろから静かな声で話すのが効果的のようです。取り入れてみたところ、息子二歳はママの話を聞いている様子を見せました。

|ω・) そのまま走り回るときも、もちろんある。

「あしたは、しない」といって、またいたずらを繰り返す日もあるのですが、ママがどうしてほしいのか伝えることには成功しました。すぐ行動にうつせなくても、息子二歳の心に言葉が残っていたら、気分によって行動に気をつける日もありますので、良し。

(・∀・) 息子二歳。牛乳をこぼしたとき、自分で雑巾やティッシュをさがして掃除するようになった。「ママが言ってたから」と、誇らしげな顔をしつつ。今後に期待。


 行動と結果を伝える


いたずらをしたときに「ダメ」と伝えるのではなく、「噛んだら痛いからダメ」など、行動と結果を一緒に伝えると良いそうです。

(・∀・) できるだけ短い言葉で「ダメ」「やめて」と伝えるのが良いかと思っていた

子どもといっても、子どもなりに言葉を理解しているので、なぜしたらダメなのか理解したら、その行動をしなくなるそうな。言っても理解できないだろうと考えて、大人が理由を言わないのは良くないって。


 行動ではなく、心を褒める


お掃除を手伝ってくれたときに「お掃除上手だね」ではなく、「きれい好きだね」と褒めると良いそうです。

お掃除が上手だと褒めると、褒められるために、お掃除だけを頑張るようになるので、他の行動に結びつかないそうな。だから、行動ではなく、心を褒める言葉を使うと良いんだって。


 子どもの言葉を信じない


「ママ嫌い」とか「眠くない」とか、子どもの言葉は本心ではないことも多いとの話題がありました。「親がラクになる叱らないでOK!な子育て」を読んでから、息子二歳の言葉をアマノジャクに変換して、行動するようになりました。

「ママ嫌い」と泣いているとき、いままでは近づかず、息子二歳が泣き止むまで、そっとしておきました。この本を読んでからは、「えー、ママは好きー」と言いながら、抱きつくようになりました。息子二歳が暴れて泣く時間は、以前より短くなりました。

(・∀・) ママ嫌い、ママ嫌い、と暴れるのですが、次第に抱っこのポーズになります

「なんで泣いたの?」と質問すると、「○○だから、えんえんした」と教えてくれるようになりました。こちらが質問したら、ちゃんと教えてくれるんだと驚きました。自分が考えていることを言葉にするのは、まだまだ先だと思っていたのですが、大人が考えている以上に、ちゃんと意見をもって行動していました。


 子育て経験談のおはなしも多数あり


「親がラクになる叱らないでOK!な子育て」の本のなかには、ゆったりと暮らす家族のインタビューも掲載されています。インタビューを読むと、余裕をもってのんびり暮らしているようにみえるけども、その生活を継続するために、子育てや日常への向き合い方への工夫をたくさん積み重ねてきたんだなあと感じるエピソードばかりで、わたしも前向きな気持ちになります。

子どもの基準に合わせて大人が妥協するのではなく、お互いが楽しめるように歩み寄ることが大切

なんでも子ども優先に考えるのではなく、子どもがしたいこと、大人がしたいこと、その両方をお互いが楽しめるように計画することが大事なんだと感じた本でした。子育てが自己犠牲であってはいけない。ママやパパが楽しんでこそ、子どもだって楽しいに違いない。

(・∀・) 子どもはママやパパのしてること、真似したがるよね。読書好きのママと同じく、息子二歳も読書大好き。ママが自分の人生を楽しむのが、子どもの幸せにも繋がるんだなあ。