発達凸凹4歳年中の息子と、おでかけ療育。大好きなガチャガチャを使って3桁の数字を学ぶ、っておはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC kimkimkaoruさん
おうち療育とは
「おうち療育」とは、臨床心理士さんによる療育で学んだことをふまえて、自宅でおこなう、苦手を補う練習のことです。現時点の目標は、小学校へ入るまでに、ひらがな、数字を読み書きできるようになること。
(・ω・)おでかけ編。おうち療育で身についた知識を、子ども自身が社会のなかで活かせるようにする練習。
おうち療育(53) きょうの練習
課題:ガチャガチャで数字を学ぶ
ねらい:ガチャガチャに書いてある数字に違いがあることに気づく。2桁の次に、3桁の数字があると気づく。お金に親しむ。
行動:やりたいガチャガチャを見つけたら、自分で数字を確認して、ママやパパに「○円ください」と言う。
ガチャガチャで数字を学ぶ
発達凸凹4歳息子は、ガチャガチャが大好き。見つけると、大騒ぎ。
(・ω・) 高いんや。500円のもある。驚きなのよ。しかし、クオリティも高い。子供だましではないレベル。
おでかけ1回につき、1回だけの約束で、ガチャガチャを許可しています。4歳息子にとっては価値あるもの。わくわくする気持ち、楽しい時間を買っているに違いない。高いけど、よしとしよう。
さて、4歳息子が好きなガチャガチャ遊びのなかに、なにか学びの要素を取り入れようと考えました。
いままでは、ママと一緒に選んで、ママがお金を渡していました。その部分を変更。4歳息子が自分で数字を確認して、ママに伝える仕組みにしました。
はじめは「3に0がついている」「5と0のすうじがならんでる」と伝えていましたが、だんだん「300円ください」「500円ください」と伝えることができるようになりました。
ポイントは、子どもが伝えた数字を、自然と正しい数字に言い換えること。たとえば、「3に0がついている」と伝えたときには、「300円ね、100円玉が3枚だよ」と言いながら渡す。
子どもはママが大好きなので、自分とママの言いかたが違うとき、自然に真似するように思う。成長というのは、マネッコなのだ。
余談ですが、子どもがガチャガチャ選ぶときに、子育てへの関わりかたが分かる。夫は「好きなもの選んだらいいんだよ」と子どもを尊重。わたしは「こっちのほうがかっこいいんちゃん?」「このキャラクター持ってないから、こっちが良いんちゃう?」「車はいっぱいあるから、こっちのほうが…」と口出ししがち。
(・ω・) ガチャガチャぐらい、好きなもの選ばしたってよ。今年は、口出ししない。わたしの課題。
ほな、また。よしなにー。
追記:カテゴリ変更 おでかけ療育を、おうち療育にまとめました。2022年1月24日