ママとしての才能が足りないから、なかなか子育てに適応できず、非日常が続いているように思うんだ。そう落ち込んだ時期があります。ですが、息子が二歳になり、ママとパパによって、子どもがいる生活に適応する時間に違いがあるのは当たり前だったなと気づいたって、おはなしです。
ママとパパで子どもがいる生活に適応する時間には差があった
はたのんママの暮らす毎日に、二歳息子がいるのは、日常の風景です。子どもがいる生活を「日常」と認識できるまで、わたしは2年近くかかりました。
(・∀・) いまは、二歳息子と生活するのが、はたのんママの日常
一方、パパは息子が生まれてすぐの段階から、子どものいる生活を「日常」だと認識していました。
なかなか適応できない自分と、すんなり適応するパパの違いに、落ち込む日も多くありました。
でも、いまとなっては、ママとパパによって、子どもがいる生活に適応する時間に違いがあるのは当たり前だったなと感じるようになりました。
だって、パパの生活は、子どもが産まれる前も、産まれてからも、ほとんど変わってないんだもん。
子どもが産まれてからの、ママの変化
我が家に赤ちゃんが暮らすようになり、ママはてんやわんやになりました。忙しい。赤ちゃんの世話も忙しいが、それ以上に赤ちゃんの関する心配事を悩んだり、調べたり、相談したりの時間が多すぎる。
(・∀・) 時間が足りない、脳の容量も足りない!
子どもが風邪っぽくて心配、お肌が荒れてかゆそう。なんだかんだと、いままでの日常とは異なる行動が、わたしの毎日を埋め尽くしました。夜中も起きて泣くので、寝る時間もありません。
赤ちゃんが生まれた頃、「忙しい」「時間が無い」と口にしているのは、ママだけでした。
わたしが「赤ちゃんがいる生活に、うまく適応できない。時間の使いかたが分からない」と悩んでいると、パパは「毎日、子どもと一緒に過ごしているのに、どうして適応できないの?」と不思議そうに言いました。
(どうしてと言われても……)自分自身でも、なぜ適応できないのか不思議でした。毎日一緒にいるのに、休日しか一緒にいないパパよりも子どもとの日常に適応できていないなんて。
わたしはママになる才能が足りなかったんだと落ち込みました。
子どもが産まれてからのママの行動を整理してみた
ネットで「赤ちゃん、生活、非日常」と検索して、わたしがなぜ時間が足りないと苦しんでいるのか理由や解決策を調べてみました。
すると、一日のスケジュールを細かく書き出してみたら良いとの意見がありました。何に時間を使っているのかを知ると、すきま時間を上手に活用できるようになるって。
(・∀・) さっそく、やってみた。
ママの一日のスケジュールの書き出してみると、あることに気づきました。
赤ちゃんが夜中に泣き出したら、お世話をするのはママ。オムツを替えるのもママ。離乳食を作るのもママ。おでかけの準備をするのもママ。もちろん、普段の家事もある。赤ちゃんに使うための時間の分、わたしの用事が急に増えた状態。
一方パパは、いつも通りの時間に仕事に行くし、いつも通りの時間に寝る。夜中に息子が泣いても起きないので、睡眠時間も減っていない。すやすや。
(・∀・) パパの生活は、子どもが産まれる前と変わってないやないか!
そこで気づきました。パパは子どもとの生活への適応能力が高いのではなくて、大きな変化が起こっていないだけなのだと。
問題に気づいたら、気分がすっきりした
わたしはママとしての才能が足りないから、なかなか子育てに適応できないんだ。非日常が続いているように思うんだ。と考えていました。
でも、子どもと接する時間が多いのだから、生活リズムが変わるのは当然だ。成長にともなって、新たな悩みが生まれる。適応していないんじゃなくて、どんどん新しいスタイルへの「適応」が求められているだけなんだと気づきました。
(・∀・) 納得した
息子は社長、ママは秘書。24時間勤務。給料はスマイル払い。
パパは子どもとの生活にすぐ適応したというけども、トラブルが起こったときに、専属秘書であるママのように迅速な対応はできない。間違いない。
(・∀・) わたしのほうが息子の生活に適応していると自信をもって宣言できる
振り返ってみると、「理想のママにならなくちゃ」って気持ちが強すぎたんだと思います。さいきんは「まあまあのママで良い、怪我させることなく1日を終えたらオッケー」と考えています。
子どもとの生活は不安もいっぱいになるけど、もっと子育てに自信もって良いんだよ。みんな悩んでいる、ひとりじゃないよ。新米ママ、がんばれ。