【発達凸凹と外出とカンシャクと】息子3歳、療育(臨床心理士)

 外出を嫌がってカンシャクをおこす発達凸凹の息子3歳について、療育の臨床心理士さんから教えてもらったアドバイスまとめ、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

紅葉のある道を歩く

画像提供:写真AC norainoraiさん


 息子3歳、外出を嫌がる「ひとにあいたくない」 


息子3歳に発達凸凹があるとわかってから、はじめに発達相談をしてくれた臨床心理士さんが言いました。

「できるだけ、外に連れ出したほうが良い。同年代の子どもが集まる場所、幼稚園や保育園の園庭開放、子育てサークルなど、積極的に参加してあげて。発達に凸凹のある子どもには、他の人との関わりが大事」

コロナの影響もあり、今年は、自宅で過ごす日が多くなっていた我々。先生の言葉をきいて、はっとして、毎日のように外へでかけるようになりました。

順調に過ごしていたように見えたのですが、息子3歳の風邪にて、しばらく自宅で遊ぶ日が続いたあとから、「そとにいきたくない」「ひとにあいたくない」と外出を拒むようになったのです。

「外も楽しいよ」と、いつも喜んで遊んでいた子育て支援センターの遊び場へでかけました。お気に入りの保育士さんを見つけて、楽しく過ごしたと思っていたのですが、自宅に帰ると、激しくカンシャク。困った。


 療育の臨床心理士さんのアドバイス「やらねばならぬ」をやめる 


療育の臨床心理士さんに、息子3歳が外出するのを拒むようになった、出かけると楽しそうにしているのに、自宅に戻ったら、カンシャクを起こしてしまう。と、相談しました。

すると、ママの「やらねばならぬ」って気持ちが強くなっているので、「何だったら、できるかなあ」って、考え方を変えてみると良いってアドバイスがありました。

ほかの子どもと一緒に遊ぶのは大事だけれども、息子3歳にとっても、ママにとっても、ストレスにならない形での外出が望ましい。無理して続ける必要はない。

療育の臨床心理士さんのアドバイスをきいて、たしかにそうだ、と納得しました。きょうが楽しくないのに、楽しい未来が待っているわけがない。


 外出の目標に段階をつくる 


療育の臨床心理士さんのアドバイス。外出に段階をつくって、ひとつずつ超えていくのが良い。

はじめの目標は、息子3歳とママ、ふたりでスーパーへ行く。お菓子を買うとか、ひとつだけ、買いたいものを決めて、サササッと買い物する。

ふたつめの目標は、公園へ行く。できるだけ、人が少ない時間を選んで、息子3歳とママがふたりで遊べる環境をつくる。

みっつめの目標は、幼稚園や保育園の園庭開放。一緒に遊ぶ必要はなくて、同じような子どもがいるのを横目でみながら、息子3歳とママがふたりで遊ぶ。

よっつめの目標は、子育て支援センターなど、保育士さんが常駐して、一緒に遊んでくれるスペースで行く。大人と遊ぶ。大人は子どもの行動に配慮してくれるので、発達に凸凹のある子どもも安心して遊べる。

いつつめの目標は、同年代の子どもと遊ぶ。

(・ω・) 先は長いなあー

発達に凸凹の子どもは、人混みに疲れてしまう傾向があるので、人が少ないところから、少しずつ人に慣れたら良い。直接、自分に話しかける状況ではなくても、まわりに人がいることに慣れるのが大事だって。


 大事なポイント「行動を追加しない」 


外出に段階をつくることにくわえて、もうひとつ大事なポイント「行動を追加しない」

うまくできたからといって、途中で行動を追加しない。はじめに決めた行動を終えたら、ちゃんと帰ってくる。

(・ω・) 繰り返し、うまくできた経験が、自信になって、外出を楽しめるようになるんだって。

息子3歳が好きな、お団子屋さんに行くとか、回転焼き屋さんに行くとか、たこ焼きを買いに行くとか、コロッケを買いに行くとか、そういう、短時間で本人が納得して帰宅するおでかけプランを考えようと思う。

(・ω・) おやつを買いに行くなら、喜んでついてくると思う。そのまま、喜んで帰宅するはず。

そして、我々も美味しい。ストレスのない外出である。

ほな、また。よしなにー。

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