【パパの在宅勤務による困りごと解決策】息子三歳の日常を守る

コロナウィルスの影響によるパパの在宅勤務スタートで気づいた困りごとや、息子三歳の生活ペースを守るための対策、夫婦関係もギクシャクするがお互いに感謝しようっておはなしです。

青空のなかに咲く桃色の桜

画像提供:Arceさんによる写真ACからの写真


 パパの在宅勤務により息子三歳の居場所がなくなる 


コロナウィルスの影響で、夫の働く会社でも在宅勤務が始まりました。混雑する電車で通勤するのは心配だったので、ひと安心。と思っていたのですが、実際に在宅勤務が始まると、いろいろと困りごとが生まれることに気づきました。

最初に起こったトラブルは「息子三歳の居場所がない問題」です。

2020年1月、新型肺炎(コロナウィルス)が流行り始めたという情報を得てから、息子三歳とわたしは、自宅から一歩も出ない生活を送っていました。食料はネットスーパーを活用。本当に一歩も出なかった。

(・∀・) もともと、おうち遊びも好きなので、ママとふたり、楽しく過ごしていたよ。息子三歳はママの真似をして「しんどい人がいるから、おそと行けないね。行きたいのにね。」と、ベランダから外を眺めていました。

パパの在宅勤務が始まった初日と二日目は、いままで通り、自宅で過ごしていました。でも、パパが家にいる理由が理解できない息子三歳は「パパと遊びたい」と、仕事をしている場所へ向かいます。何度も繰り返した結果、パパより「仕事ができないから、外に行ってきて欲しい」との指示が。

(なんてことや……)とは思ったものの、仕事も大事です。仕方ないので、我々はおそと遊びを再開しました。

普段からお世話になっており市町村の保健師さんに確認したところ、「公園は心配ないですよ。走りまわりたい時期だから、連れて行ってあげてください。心配しすぎなくても、いつも通りで良いんだよ。」との言葉をいただき、近くの公園へ向かいました。公園に到着すると、びっくりしました。みんな、思った以上に、いつも通りでした。

公園はいつも通りですが、図書館や地域の子育てサークルなど、すべて閉まっている状況に変わりはない。油断はできません。手洗いは、いつも以上に念入りに。でも、「外には一歩も出ないぞ」っていう強い意志はなくなりました。息子三歳、「お外には行かない」と言っていましたが、やっぱり本当は行きたかったらしく、次の日から「お外行きたい」と大騒ぎするように。

毎日、同じ公園だけれども、息子三歳、めちゃくちゃ楽しそうです。お砂場で遊んだり、すべり台やブランコに乗ったり、虫を探したり。わたしも外の空気を吸って、気分が良くなりました。家にずっといると、コロナウィルスへの恐怖を感じる時間が多かったけども、公園で他の人たちを目にして、不安が落ち着きました。人混みに行こうとは思わないけども、近所を歩く程度の日常生活は続けようと思う。


 食事の時間が違う「困った」を解決する方法 


パパの在宅勤務が始まり、次に困ったことは食事です。パパはもちろん仕事の時間に合わせて食事をします。初日、二日目は、休日と同じく一緒に食事をするために待っていたのですが、そうすると、普段早くご飯を食べる息子三歳が不機嫌に……。

(・∀・) たとえば夜ごはん。息子は普段5時に食べる。パパは仕事のため、7時以降。

在宅勤務は、いつまで続くか分かりません。お互いに無理のあるスケジュールではダメだということで、食事の時間はいままで通り、それぞれ別に食べることになりました。朝ごはんだけです、一緒に食べるのは。お昼ご飯はいままで通りにお弁当、夜ごはんもいままで通りにラップかけて置いておく。

お互い、自分の好きな時間にご飯を食べられるので、楽です。公園に行くとなかなか帰りたがらない。お弁当を作っておくと、パパの食事の心配をする必要もないし、息子三歳もお弁当が好きなので、「お弁当食べよう」と声をかけると、上手いこと気持ちを切り替えて帰宅するようになりました。

(・∀・) 昼から公園に行くときは「おやつ食べよう」と声をかけて帰宅します。バナナミルクを作ったり、さつまいも茹でたり、ホットケーキ作ったり、さいきんはおやつが充実している。アンパンマンの魚肉ソーセージにも助けられている。


 息子とわたしにだって生活リズムがある、夫婦関係ギクシャク 


在宅勤務の日数が進むにつれ、だんだんとコツがつかめるようになってきたのですが、そりゃあトラブルも起こります。たとえば、「夜8時からテレビ会議するよ、息子寝かしつけておいてね」と、夜7時に言われたのです。

(・∀・) ちょっと待てーい。そんな都合よく寝るわけないんや。

普段であれば、8時には寝るけども、その日は珍しく昼寝をしていましたので、夜遅くなること間違いなしです。そういう大事な用事は、もっと早くに教えるべきだ。8時までに寝かしつけなければいけないのであれば、絶対に昼寝はさせなかった。心のなかで、ぷんすか、ぷんすか。

この日は、ながーいお風呂タイムで乗りきりました。お風呂にいたらパパの部屋には近づかない。安全です。2時間ほどお風呂に入り、そろそろテレビ会議も終わっているだろう、息子三歳も良い感じに疲れたから、順調に寝てくれるだろうと、リビングに戻ると、ゲームをするパパが。

「会議終わった?」と尋ねると、「会議は延期になったよ。お風呂長かったね。」と。教えてくれよ。心のなかで、ぷんすか、ぷんすか。

いつも一緒にいると、不満が連続して起こり、積み重なるので良くない。お互いに普段と違う日常のなかで混乱しているため、余裕がない。喧嘩が増える夫婦は多いと思う。

(・∀・) 我が家は静かに戦う。沈黙の戦い。

次第に和解。夫が夜中までテレビ会議を続ける様子を見て、(わたしも協力しなくちゃ)と反省。夜になるとある程度いつもと同じ日常が送れるママに比べて、パパのほうがずっと大変だった。パパだって余裕がないのだ。不満は言っていられない。いつもと違う暮らしを、みんながんばってる。


 息子三歳、「感謝」に気づく 


コロナウィルスの影響によるパパの在宅勤務に伴い、我々の生活リズムには大きな変化が起こりました。とはいえ、パパが一生懸命お仕事をしてくれるおかげで、我々は暮らしているのです。感謝しなければいけません。パパだって、息子三歳やはたのんママがわーわー騒ぐ自宅より、会社で働くほうが集中できるけど、慣れない環境で頑張っているのです。

息子三歳はだんだんと「仕事中は遊んでくれない」と学んだ様子で、パパの部屋に向かう時間も少なくなりました。オモチャを運びたいときは、ママの真似をして「ちょっと、おじゃまするよ」と部屋に入り、持参した袋にオモチャを入れて、リビングに帰ってくるようになりました。

ときおり、「パパと遊びたい」と怒る息子三歳に「パパが働いてくれるから、美味しいごはんが食べられるんだよ」と繰り返し伝えていたところ、「パパ、パソコンでお仕事してくれて、ありがとう。おいしいごはん、ありがとう。」と話すようになりました。

ママに対しても、「おいしいごはん作ってくれて、ありがとう。」「きょうのごはんも、おいしかった。ありがとう。」と話すように。

感謝することに対して、どういう理解をしているのかは分からないのですが、「○○してくれて、ありがとう」と言われると、わたしは嬉しいです。良い習慣が生まれました。


 時間というのは、足りないから良い 


コロナウィルスによって、ただでさえ日常と違う過ごしかたをしていたなかに、パパの在宅勤務が始まり、慌ただしい1ケ月でした。時間が足りない。

ほら、普段は息子三歳と遊んでいるあいだ、脳が半分ぼーっとして、他のことを考えているのだけれども、パパの在宅勤務が始まってからは、全力で遊んでいるから、小忙しい。油断すると、パパと遊ぶーってなるから、飽きさせないように、100パーセントの力で遊んでいる。脳の処理速度が追いつかない。考えごとが詰まってる。

(・∀・) 一日30時間欲しい!

そう主張すると、「ママの時間が6時間増えたら、息子三歳の時間も6時間増えるよ。結局、ママの自由になる時間は無い。」と、夫に言われました。なるほど。この状況のなかで、余裕ある時間を生み出す技を考えなくてはいけないってわけね。オッケー、わかった。人生が、ますますおもしろくなってきたわね。

時間というのは、足りないから良いのかもしれない。過ぎたるはなお及ばざるがごとしである。つまり、いま、けっこう幸せ。現時点では混乱しているけど、そのうち慣れるのだろうと思ってるとこ。

ほな、また(・∀・)よしなにー

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