【捕鯨の街で気軽にクジラ料理を食べよう】道の駅たいじ


 鯨スタミナ丼


南紀勝浦旅行二日目は、朝一で「太地町立くじらの博物館」クジラショーを見学し、次に「道の駅たいじ」へ向かいました。時刻は12時。ちょうどお昼どきです。休暇村南紀勝浦の朝食はバイキング方式だったため、旅行あるある「朝食食べ過ぎて昼ごはん食べる気にならない問題」が発生していました。が、ここを逃すと昼ごはん難民になる可能性高しということで、「道の駅たいじ」でお昼ごはんです。

公式ホームページはこちら ⇒ 道の駅たいじ

太子町は捕鯨の街。「道の駅たいじ」にある食事処のメニューでもクジラを取り扱っていました。ここでしか食べられない「鯨スタミナ丼」(千円)を選択したいところ。しかし、わたしはママである。息子二歳の食事も考慮しなくてはいけない。二歳息子はクジラを食べられるのだろうかと迷っていると、ばあばのうどんを分けてもらえることになりました。ありがたし。

ネギをのせた鯨の竜田揚げがマヨネーズとともに丼に盛られている
鯨スタミナ丼(道の駅たいじ)
わたしがクジラに対してもっているイメージといえば、小学生のときに給食で出てきたカチカチの竜田揚げ。クジラとは固い食べ物である。そう思い込んでいたのですが、こちらのクジラは噛み切れるお肉でした。外側はカリッカリで、中は柔らかい。クジラを極めた人間が調理した竜田揚げは硬くない。牛肉のような食べやすい触感なので、クジラの味に気づくことができました。

(・∀・) クジラは、馬肉のような味。クジラのお刺身は馬刺しに似ていた。触感も、味も。クジラの竜田揚げは、馬肉やジンギスカンのような野生の気配が残る味。臭みはない。触感は牛肉だけども、味は牛肉とは違った。

わたしのスタミナ丼は、クジラの竜田揚げを甘辛いソースで絡めた丼でした。マヨネーズもたっぷりかかっています。朝から、こってり肉肉肉カレーを食べたのに、お昼もがっつり食べます。普段なら胃もたれを嘆いているでしょうが、旅先ごはんは別腹です。ぺろりと平らげ、ひいばあが残したうどんまでいただきました。旅先ごはんは、消化されるスピードが速いに違いない。体内で脂肪になる時間も間違いなく早い。


 二歳息子はクジラコロッケを食す


二歳息子は、うどんと一緒にクジラコロッケを食べました。普段からコロッケには目がないので、目をキラキラさせて、かぶりつきました。「おいしい」ってよ。

クジラコロッケは、肉の主張が強かったです。粗目のミンチが、ごろごろ出てきました。牛のミンチに似ていて、しっかりした硬さを感じました。ジャガイモよりクジラ肉が多いような印象。コロッケというよりも、メンチカツのような感じ。


 小さな子どもが食べられる、おうどんもあるよ


クジラを推している食事処ですが、ほかの道の駅によくあるメニューも揃っています。親子丼やしらす丼、うどんや和歌山ラーメン、カレーなど。和歌山の道の駅には、しらす丼がよくある印象。

道の駅たいじにある食事処のメニュー表
食事処のメニュー(道の駅たいじ)
(・∀・) うどんは1歳ぐらいの子どもでも食べられるから、子連れだと助かるよね。子ども用の椅子もあったよ。フォークやスプーン、小さな取り分け皿も。お子様ランチもあり。

食事処は、外からの光がたくさん入り込む大きな窓があります。明るく清潔で、あたたかみのある木製の椅子とテーブルが並んでいました。ゆっくりと食べられる雰囲気。
道の駅たいじの食事処は明るく清潔であたたかみのある木製の椅子やテーブルが並ぶ
食事処の雰囲気(道の駅たいじ)
息子二歳はたくさん食べるけど、早く食べられるわけじゃありません。だから、途中から大人チームと別行動。ばあば達大人チームは、道の駅の売店コーナーでマグロやお土産を見学し、息子二歳とママは食事処でゆっくりお昼ご飯を食べる。道の駅でごはんを食べると、それぞれに時間が有効に使えるので、お互いに気楽。

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