【クジラのエサやりが至近距離で】太地町立くじらの博物館


 入り口には大きなクジラの骨


南紀勝浦旅行二日目は「太地町立くじらの博物館」へ向かいました。太地町立くじらの博物館は、クジラショーとイルカショーの両方が見られる観光施設です。わたしが小学生の頃に家族旅行で訪れたことがあり、非常に楽しかった記憶があります。息子二歳も喜ぶだろうとわくわくしながら向かいました。

太地町立くじらの博物館の入場口を過ぎると、頭の上に大きなクジラの骨が飾られています。建物を抜けると海が見え、こちらにもクジラの骨が。目の前に骨が現れるので、一段と大きく感じます。

くじらの博物館から見える巨大なクジラの骨とクジラの暮らす海
くじらの博物館にある巨大なクジラの骨
右にある海側でクジラショーが、左側のプールでイルカショーが行われます。奥には小さな水族館も。


 クジラショー


クジラショーを見るために、観覧席へ。我々が一番乗りです。こんな近いところでクジラが見られるぞと喜んでいたのですが、息子二歳はじっと待つことなんて、もちろんできず。あっちへうろうろ、こっちへうろうろ。地面を歩くアリに夢中。

(・∀・) クジラを見てくれや

こりゃ、ダメだ。クジラはまだ早かったか。と思ったのですが、いざショーが始まると、食い入るように眺めていました。目が点。大きな生き物がジャンプする姿に驚いていました。一番盛り上がったのは、クジラが高いボールにタッチするところ。指をさしながら「わー」と拍手。

スタッフがショーに出演したクジラ三匹に魚をあげているところ
クジラのエサやりを至近距離で見学できる
クジラショーの終わりには、スタッフさんが観客席の目の前にきて、クジラにエサをあげ始めました。20センチほどの魚をクジラさんにポイッ。クジラさんたちは、「わしにもくれ」とヒレをパタパタさせてアピール。そういえば、昔、名古屋水族館へ行ったときにも、こういう光景を見ました。イルカがヒレをパタパタさせて、スタッフさんにエサを求めていた。クジラとイルカは似ています。


 クジラの海上水槽には自由に行けるが、危ない


クジラを飼育している水槽が海の上にあります。エサやり体験をしなくても、自由に入って良いですよとのアナウンスがありました。間近でクジラを見られるチャンスと、わくわくしながら向かったのですが、息子二歳は海に落ちかけました。危ないです。デンジャー。

クジラが暮らす海上水槽
クジラの海上水槽は自由に散歩できる
1メートルか、2メートルぐらいの幅の浮き島を歩いて、クジラの水槽へ向かいます。二歳息子はママと手をつないでいるのが嫌になったようで、途中から手を振り払って、ひとりで歩き始めました。ママのほうをチラ見しながら歩く。ヒヤリです。落ちるかもと焦った、ギリギリのところで二歳息子は止まりました。二歳息子は海に落ちるという状況になったことがないので、水の怖さを知りません。だから、怖がる様子もなく、浮島の端っこギリギリを歩きます。

|ω・)  これは、あかんやつや。

レッドカードです。強制的に地上へ戻された二歳息子は不機嫌に。やむを得ない。二歳息子の意志を尊重したいけども、今回はやむを得ない。

そのまま奥にある水族館へ。こちらにもイルカがいます。しばらくうろうろしていると、イルカショーの時間になったので、入り口付近のプールまで移動です。


 イルカショーとクジラショーの違いを体感


入り口にある売店で飲み物を調達して、イルカプールへ向かいました。だんだんと昼の時間に近づき、人が多くなってきました。そして、熱い。夏です。屋根が少ないので、全体的にアチアチだから、水分補給には気をつけて。

(・∀・) 売店のレジ横にある冷蔵ケースに、牛乳やオレンジ100ジュースがあったよ。自販機もたくさんあります。

クジラの博物館にてクジラショーが行われるプール
イルカショーのプール
イルカショー。息子二歳は、途中で飽きてしまった様子。同じような年齢の子どもたちが、水槽の前に集まってイルカを眺めていたので、一緒に張り付いていました。暑い影響もあって、お客さんの多くは屋根のある上のほうの椅子に座っていますので、水槽の付近で子どもたちが集まっても迷惑にならない雰囲気でした。大人は上からイルカショーを見る、子どもは水槽の横からイルカショーを見るって感じ。子どもが騒いでも大丈夫。

イルカたちが最後に手を振ってくれたので、二歳息子も笑顔でバイバイ。イルカショーの終わりに、イルカにさわるイベントがありました。ひとり300円です。イルカの泳ぐ水槽の前まで行くので、走らないなど、大人とのお約束が守れる子ども限定。二歳息子は参加できず。

クジラショーとイルカショーを同じ日に見るなんて、なかなかない。贅沢な一日でした。

太地町立くじらの博物館は、わたしが小学生のときに家族旅行で訪れた思い出の場所です。息子二歳も大人になるまで覚えていてくれると嬉しいなあ。

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