就学相談の最終判定は「通級」 それぞれの担当者の視点からみえた課題の確認についてのおはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC アディさん
就学相談(6)最終判定、意思疎通に困難さがある
就学相談の最終判定を聞いてきました。5歳息子が幼稚園の日、ママひとりで教育委員会の窓口へ。
いままで向かったことがない1番奥の扉へ案内されました。教育委員会のリーダーと補助の女性職員、そしてわたしの3人。
去年から悩み続けた就学相談が、きょうで終わる。不安もありましたが、白黒つかない日常が終わる高揚感で、不思議とわくわくした気持ちも持っていました。
最初に、いままでの就学相談の振り返り、就学に向けた課題の確認がありました。
臨床心理士の面談、知能検査、医師の診察、小学校の先生による行動観察、療育の先生、幼稚園の先生からの意見書、3歳児健診の記録など、それぞれの視点での課題。
予想していた通り「意思疎通」「集団行動」の問題が多くあがりました。
(思っていたより、できていないんだな)というのが、わたしの率直な感想。
最後に総括として、判定の発表がありました。
「教育委員会で審議した結果、意思疎通に困難さがあり、情緒面でかなりの支援が必要なお子さんであるため、通常学級は難しいとの判定となります。」
同時に渡された書面を見ると《通級》の判定。
各担当者からの振り返りでは、就学に向けた課題が山のようにあるのだと感じたけれども、通級で大丈夫なのだろうか、情緒の支援級に就学すべき子ではないか、という率直な感想を伝えたところ、
「支援が必要な部分を確認するための場なので、できないことの報告が多くなりますが、まあなんとかなるでしょう!」と明るい返事がありました。
各担当者「意思疎通に困難さがある」との認識で一致しているが、全員が《通級》の判断をしたそうです。
自閉傾向のある子どもの場合、小学校に馴染みやすいそうです。規則正しく日常が動くから。幼稚園や保育園は自由な時間が多く、大人が思うよりも難しい場所らしい。
それから、就学相談の経過を開示請求したり、小学校の校長先生に会いに行ったり、児童精神科の医師に報告と相談に行ったり、スクールカウンセラーをしている発達相談の臨床心理士さんに意見を求めたり、なんやかんや賑やかに暮らしています。
就学に向けて不安はたくさんあるけれども、まあ、なんとかなるでしょう!
落ち込む日もあるけれど、わたしは元気です。
ほな、また(・ω・) よしなにー。