就学相談の最終判定に納得した人も、納得できなかった人も、どのような経過で、その結論となったのか、当たり前に知る権利がある、っておはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC yslabさん
就学相談の詳細について、親には知る権利がある
就学相談の最終判定が出た日、わたしは「詳しい経過報告を知りたい」とお願いしました。その場で資料を探し 読み上げてくれました。1分ほどの内容でした。
(事前に調べた情報では書面で貰えると聞いていたけど、地域によって違うのかな)と、わたしは少しの疑問をもって、その場を離れたのです。
が、児童精神科の先生の診察にて、「就学相談の経過は、書面で貰える。口頭だけのはずない!」と。
(・ω・) やっぱり違うやないか
と気づき、再び教育委員会へ連絡しました。今度は、開示請求の方法についての情報をきちんと教えてくれました。
(・ω・) 「詳しい経過報告を知りたい」ではなく「開示請求をしたい」と、はっきり告げるのがポイント。
開示請求の申請方法
(1) 教育委員会の窓口へ「開示請求がしたい」と申し出る。
(2) 教育委員会の窓口を訪れ、申請書に記入する。
(3) 審議を待つ。(約2週間)
(4) 開示請求の結果、閲覧指定日が郵送で届く。
(5) 教育委員会の窓口で開示請求した資料を閲覧し、コピーを貰う。本人確認書類が必要。
いつでも見せてくれるわけではないので、注意が必要。開示請求の日程を相談することは可能。我々の市町村では、開示請求した資料コピーの郵送は不可でした。
(・ω・) 予想以上に時間がかかった。ポンとコピーして渡してくれるのかと思った。
開示請求の申請費用
わたしが住む市町村では、開示請求の申請費用はゼロでした。ただし、閲覧した資料をコピーしたい場合、コピー代金の負担が必要。
(・ω・) 我が家は60円だったよ
就学相談の開示請求について、想うこと。
「開示請求」 そういうものがあるという情報すら知らない人がたくさんいるのではないか。
教育委員会にとっては、就学相談の経過はできるだけ公開したくない情報かもしれない。だがしかし、親にとって、子どもにとって、就学相談の経過報告は、就学に向けて非常に重大な情報である。
就学相談の最終判定に納得した人も、納得できなかった人も、どのような経過で、その結論となったのか、当たり前に知る権利があると考える。
だから、ぜひ申請してほしい。
ほな、また(・ω・) よしなにー。