中国の偉人「荘子」の言葉をもとに、何が迷いをもたらすのか、どんな選択にも“楽しいの芽”がある、自分の直感を信じるのが大事だ、っておはなしです。
中国の偉人「荘子」の考える悪い選択、良い選択
「荘子(そうし)」は中国の偉人です。名言をたくさん残しています。“あるがままの自分”を受け入れることが大事なんだという内容の名言が多いです。有名な言葉には「無用の用」があります。
(・∀・) 「無用の用」は、役になっていないような出来事でも、大事な役目を果たしているって意味だよ。
先日、荘子の名言を使って、迷いすぎて悩む人の相談にこたえるテレビ番組を発見。さいきん悩みがちなわたしも、さっそく録画して、拝見しました。
そのなかで印象に残ったのは、“迷い”についての考えかたが人によって大きく異なるんだというところ。
(・∀・) 「わたしは迷わない」と答える人がいて、驚いた。何も考えずに選ぶって話してた。悪いことが起こっても受け入れるしかない。だから、一番最初に目にしたもの、頭に受かんだものを選ぶらしい。
さて、荘子の考えをもとにした“良い選択、悪い選択”
荘子は、選択には“良い、悪い”がないと考えているそうな。どの選択をしても楽しめる。悪くみえる選択にも良いところがあり、良くみえる選択にも悪いところはある。どれを選んでも楽しいことが起こる、って。
(・∀・) 目からウロコ。そうか。良い選択、悪い選択って考えずに、どれを選んでも“楽しみの芽を見つけるぞ”って気持ちで生きるのが大事なんだ。
失敗しても、笑える人間になったら良い
わたしが悩んでしまうのは、“失敗したらダメだ”って気持ちが強いからです。
大学を卒業して就職した会社で、上司から言われました。「あなたは失敗をしない。チャレンジ精神が足りない。慎重にならずに、どんどん挑戦して、失敗して、“アハハハ、失敗しちゃったー、ごめんなさいー”って笑えば良いんだよ」と。
そのときは、上司の考えに驚きました。失敗しても良いんだとの考えかたに、馴染めなかった。わたしはしっかり事前準備をして、失敗しないぞって納得してから、チャレンジしたいと考えていたのです。
でも、いまは「どんどんチャレンジして、失敗して、笑えばいい」って考えかたも素敵だと思えるようになりました。
“失敗したらダメなんだよ”じゃなくて、“失敗しても良い、失敗しても素直にあやまって笑えばいい。それから、何度もチャレンジしたら良いんだ”って考えで生きていたら、幸せだと思います。
どれを選んでも、楽しい出来事に出会えると信じる
わたしが“失敗したらダメ”って気持ちを、強くもっているのは、両親の影響が大きいです。(怒られたら、どうしよう)って怖がっているから、失敗することを極端に恐れている。
|ω・) わたしは昔から、不器用で、いろんなことが上手くできなかった。時間をかけて練習しても、できないことが多くて、いつも自信がなかった。だんだんと挑戦しなくなった。挑戦しても失敗して、怒られるから。
わたしは、息子三歳に、小さいときの自分と同じような気持ちになってほしくない。失敗したらダメだ。全部だいなしになる。選択には0か100しかないって思い込んでほしくない。
わたしは息子三歳に、「どんな選択をしても、楽しいの芽があるんだ」って、前向きに考える習慣を身につけさせてあげたい。失敗したとしても、何度もチャレンジしたら良いんだよって教えてあげたい。
(・∀・) 失敗はチャレンジした証拠。失敗する日もあるけども、いつか成功するはず。どんどんチャレンジするのは大事。だから、息子三歳の失敗に、穏やかな気持ちで接したい。
息子三歳に教えるからには、自分自身がそうでなければいけません。失敗を恐れて、何度も何度もシミュレーションするのではなく、(とりあえず、やってみるか!)って気軽にチャレンジする力を身につけたい。
(・∀・) 2020年後半の目標。迷ったときに、“良い選択、悪い選択”という考えかたをしない。直感で良いと思ったものを選んで、そのなかで“楽しいの芽”を見つける。 どれを選んでも、楽しい出来事に出会えると信じる。
直感を信じて生きる!
ほな、また。よしなにー。