【ここにくる時間が無益ではない】ママのための心理相談、発達凸凹

わたしにとっての心理相談の目的は、臨床心理士さんの脳に気持ちを預けて、新しい解釈をつけて返してもらうことだ、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

穏やかな瞳の野鳥

画像提供:写真AC フランクさん


 【ここにくる時間が無益ではない】ママのための心理相談、発達凸凹  


月イチで通う「ママのための心理相談」に行ってきました。回数を重ねるうちに、相談したいこともだんだんなくなり、次回の相談予約をするかどうか、迷っていたところ、臨床心理士さんが口にした言葉が、心に響きました。

あなたにとって、ここにくる時間は無益ではない
臨床心理士さん(ママのための心理相談)

臨床心理士さんによると、ママのための心理相談に来る人は、大きくふたつに分けられるそうです。ひとつは「答えを求めている人」 もうひとつは「自分の気持ちを整理するために来ている人」

答えを求めている場合は、相談するたびに心に圧力がかかって苦しくなるから、時間をあけて、2ヶ月に1回程度の相談が良い。でも、自分の気持を整理するための相談の場合には、心への圧力が少ないから、2週間に1回程度の頻度でも良い。

わたしの場合、そのときどきで質問はあるけれども、この場で確実な答えを求めている様子はないので、相談というのか、気晴らしに、お茶を飲みに来る回数を増やしても良いのではないか、と。

「あなたにとって、ここにくる時間は無益ではない」から、お茶を飲みに行こうぐらいの軽い気持ちで来たらいいんだよーって。

(・ω・) 相談したいことがなくてもいいんだって。

臨床心理士さんによるカウンセラーを病院で受けると、けっこうな費用がかかる。だから、重大な悩みを抱えている人だけ、短期間、無料で提供する行政サービスなのだと感じていたので、良い発見でした。

(・ω・) 利用できる回数が決まっているのかと思っていた。何回来てもいいんだって。何年か続けて利用する人もいるそうな。

わたしの地域では、保健センターの心理相談は、相談の窓口なので、3回までの決まりらしい。3回のあいだに適切な相談場所を紹介して終わる仕組み。子育て支援センターでの相談は、はじめの窓口ではなく、子育てにまつわる最終相談場所。相談回数に制限なし。


 わたしにとっての心理相談とは 


わたしにとっての、心理相談とは「相手の脳を借りること」です。

自分で考えていると、同じ問題から、同じ答えにたどりつくので、いったん、臨床心理士さんの脳に、わたしの悩みごとを預けて、新しい解釈をして、わたしの脳に返してもらう。それが、心理相談なのだと考えています。

だから、ママのための心理相談は、わたしにとって、非常に価値のあるものです。

ただ、大きな悩みごとがなくなったのに、相談にくるのは何のためなんだろうか。頭のなかが、ぽんやり。

そんなとき、臨床心理士さんが「無益ではない」という言葉を口にしたことによって、なんとなく来ていた心理相談に、わたしなりの目的が生まれたように思います。

アスペルガー症候群(発達障害)である、わたしは、雑談が苦手です。だから、お茶を飲んで、自由な話をするだけ、それが、わたしには非常に難しい。

ですが、臨床心理士さんの「無益ではない」という言葉をきっかけに、自分のなかで納得できる理由を見つけることができました。次回からは「臨床心理士さんの脳を借りて、混雑する気持ち、小さなモヤモヤを整理する日」という目的をもって、ママのための心理相談に向かい、気持ちが満たされる時間にしたいと思います。

(・ω・) 悩みごととまでは言えないけれども、気になっているあれこれを話して、納得する日にしたい

ほな、また(・ω・) よしなにー。

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