【シイタケちぎりは息子二歳の担当】野菜が好きになるお手伝い


 野菜も大好き二歳息子の生活スタイル


我が家の息子二歳は、野菜が大好きです。特に好きな野菜はトマトとナス。ナスの揚げびたしやひじきの煮物、高野豆腐など和風メニューに目がないです。息子二歳が野菜大好きになったきっかけは、はたのんママのお料理を手伝うようになった影響かも。


 シイタケちぎりは息子二歳の得意なお手伝い


息子は一歳半、自分で歩けるようになったぐらいから、はたのんママが料理する様子を熱心に見つめていました。包丁を使う作業はまだできないし、野菜を洗う作業もキッチンがびっちゃびちゃになる可能性が高いので避けたいなと考えた結果、「シイタケちぎる?」にたどり着きました。

テーブルに並ぶ五つのしいたけ

画像提供:cheetahさんによる写真ACからの写真

初めてシイタケにさわったとき、息子一歳は目をキラキラさせて、不思議そうに見つめていました。「こうやってちぎるんだよ」と、シイタケをちぎる様子を見せると、息子一歳も同じようにシイタケをちぎり始めました。もちろん均等にちぎることはできないのですが、スープの具になるシイタケなので、大きさが不平等でも気になりません。オッケーです。

息子一歳がちぎったシイタケは、コンソメスープになりました。「自分でちぎったシイタケだよ」と話しかけると、ジーっと見つめたあと、スプーンでもぐもぐ食べ始めました。エヘヘヘッて顔をして、嬉しそうでした。まだ言葉が話せなかった時期ですが、こちらの話している言葉を理解しているんだなあとか、お料理に参加するのは嬉しいんだなあとか、息子一歳の成長を感じました。

|ω・) シイタケちぎりのお手伝いを始めるまで、息子一歳はシイタケを食べませんでした。口に入れてもベーッと吐き出したり、口にすら入れなかったり。はたのんママも子どもの頃、シイタケが苦手だった。

あれから一年、二歳前半の息子は、シイタケちぎりの名人になりました。わたしが冷蔵庫からシイタケを取り出すと、自分でお皿をもってきて、ちぎる準備を始めます。シイタケは、洗ってから軸の部分を切り落とし、手でちぎれる部分だけを息子二歳に渡します。すると、小さくちぎってキッチンの台まで運んでくれます。以前は一緒に作業していましたが、いまでは安心してお任せできる状態になりました。

|ω・) ママが軸を切り忘れたシイタケは、ちゃんと別に分けて、お届けしてくれます。助かる。


 冷蔵庫から食材を運ぶ


一年のあいだに、ほかにもできることが増えました。たとえば、冷蔵庫から食材を運ぶ。野菜の名前を憶え始める時期、ちょうど二歳ごろからできるようになりました。我が家の冷蔵庫は、わたしが一人暮らしを始めたときから使用している年季が入った単身者用のものです。小さい冷蔵庫なので、息子二歳でも十分に端から端まで手が届きます。お肉やお魚を運ぶ作業は食中毒が心配なため、かならずママが担うのですが、そのほかの食材は、息子二歳がお手伝いで運んでくれる日も多いです。「にんじんとって」など欲しい食材を伝えると、二歳息子が冷蔵庫をガサゴソして運んでくれます。とっても助かります。

(・∀・) たまに失敗もするよ。さいきんの大きな失敗は、卵10個ドカーン事件。息子二歳は卵が大好きなので、「いっぱいたべる」と言いながら、たくさん運びすぎて落としました。「やってしもたな。たまごは両手で二個ずつ運ぶんだよ」と、はたのんママから卵ルールを伝授。

はたのんママが言葉で伝えても、自分で失敗しないと覚えていないんですよね。たぶん。だから、失敗する前に止めるのではなくて、息子二歳が失敗して「あ」って顔をするのが、大事だなと考えています。実際、卵ドカーン事件のあとから、大量の卵を一度に運ぼうとはしなくなりました。両手でひとつずつ、合計二個の卵を何回も往復して運んでいます。


 お食事ナイフで野菜を切る


さいきんは、お食事に使うナイフを使って、野菜を切る作業も始めました。といっても、お食事ナイフは硬い野菜を切るためのものではないし、上手に使えるわけじゃないので、ほとんど切れません。でも、怪我をする心配も少なく、安心して触らせることができるので重宝しています。いままで血が出たことはありません。お食事に使うナイフを使い、「かたい」と言いながら、やがて違う作業を始めます。野菜を洗ったり、シイタケちぎったり、いつものお手伝い。息子二歳は野菜を切るのは硬くて難しいと認識しているので、ママの包丁を奪い取ろうとはしません。

お皿に並ぶフォークとお食事ナイフ

画像提供:uni10さんによる写真ACからの写真

「包丁はダメ」って言われると、余計にさわりたくなります。はたのんママ自身も、子どものとき、ママの真似したかった。危険と言われても、ママの見ていない一瞬に手にとったり。だから、包丁をさわるなっていうのではなく、二歳息子がさわっても危なくない包丁(っぽいもの)で、ママと同じことをしているって気持ちにさせてあげたいなあと思って、お食事用のナイフを使わせています。お食事ナイフを自分の包丁と呼んで、大事にしています。

出来上がったスープや味噌汁を食べるときには、「つくった」とパパにアピールして嬉しそうにしています。野菜がたくさん入った汁物を「おかわりすー(おかわりする)」とモグモグ。(きょうの味噌汁、味付けに失敗したなあ)と思う日には、ぴたりと食べません。食にこだわりのある二歳児です。

息子二歳は、もずく酢、煮物など、渋いメニューが大好き。味覚が渋いと思っていましたが、考えてみると、息子二歳が好きなメニューは、わたしが好きな食べ物ばかりです。ママも野菜大好き。なんでもモグモグ食べる子に成長するには、ママやパパがなんでもパクパク食べるのが大事なんだなあと実感しています。ママが好きなものは、子どもだって自然と好きになるんだなあ。

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