発達凸凹のある息子3歳と一緒に、たまごボーロ作り。本人も気づいていない、隠れた希望・期待に気づくのは難しい、っておはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC ossoさん
おうち療育(6) きょうの練習
(1) 手先を使う「たまごボーロを作る」30分:興味はあるが、うまく丸められず、不満そう。ヘビのかたちの、たまごボーロを作る
(2) 手先を使う、のり、はさみ、シールを貼る「アンパンマンのクリスマスツリーを作る」10分:順調
(3) 手先を使う、紙を折る「アンパンマンの紙工作」5分:うまく折れず、「やってほしい」と主張。できあがった作品を楽しむ。
*きょうつかった教材「めばえ12月」
そのほか趣味の遊び:学研ニューブロック、トミカ、アニメ(ドラえもん、パウパトロール)、スマホで好きな映像を見るなど
大好きな「たまごボーロ」を作る
わたしは大学時代、不登校ひきこもり支援に関わっていました。料理が、発達凸凹の支援方法として、注目されています。料理は、手先を使う、順番を考える、作業の優先度を考えるなど、発達凸凹のある人が苦手とする動作が多いです。
(・ω・) 息子3歳の、おうち療育にも取り入れたい
と考えて、息子3歳にも、お手伝いできる簡単な料理を、たまに作っています。きょうは、息子3歳の大好きなおやつ「たまごボーロ」
材料は4つ。片栗粉と卵黄、砂糖、牛乳。混ぜて、丸めて、焼く。完成。
(・ω・) レシピは、検索してみてね。
息子3歳。「混ぜる」は得意です。喜んで、お手伝い。次の作業「丸める」は苦手。興味はあるが、うまく丸められず、不満そう。やがて、ヘビのかたちの、たまごボーロを作りました。満足そう。
おいしいおやつを楽しみにしながら、最後まで諦めず取り組んでいました。仕上がりは、味ぼちぼち、満足度高し。
のり、はさみ に慣れる
我が家で、おうち療育を始めたのは、2ヶ月ぐらい前。なにか目的をもって、練習しているということもなく、発達検査で苦手と指摘された手先を使う練習を始めました。
はじめは「のりつかうとベトベトになるから、いやー」「はさみ、まっすぐきれないから、いやー」と、なんだかんだと「いや」主張をしていたのですが、だんだんと楽しそうに使うようになりました。
使いたくなかったのではなく、上手にできないから「いや」って主張していたのだと思う。
いまでは、はさみものりも、自らすすんで使う。おうち療育の時間じゃなくても、「のりつかいたい」「はさみつかいたい」と、自分で小道具箱から取り出し、工作している時間がある。
子どもの言う「いや」には、複数の意味がある。大人が使う「拒否」だけではなく、「(〇〇だから)いや」イコール「本当はやりたい」の可能性が高く、この隠れた意味を想像する必要があると感じる。
(嫌なんだったら、無理してさせなくてもいいか)と決めてかかるのは、何年も先へ後悔を残す選択かもしれない。しかし、本人も気づいていない、隠れた希望・期待に気づくのは、親であっても、簡単なことではない。
(・ω・) ハードルが高いなあ
ほな、また。よしなにー。