【子育ての悩みは自分が積み残した過去から生まれる】心理相談

ママのための心理相談によって、わたしは発達凸凹のある息子3歳の未来を悩んでいるのではなく、ママ自身が積み残した過去につまずいているのだと気づいた、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。

アンティークな時計

画像提供:写真AC アディさん 


 ママのための心理相談2回目 


1ヶ月程前、息子3歳の発達凸凹について悩んで落ち込んでいた時期に、わたしはママのための心理相談を受けました。何を話せばいいのか分からないので、行こうか、やめようか、迷っていたのですが、臨床心理士さんに話してみると、心が軽くなったように感じました。

(・ω・) だから、2回目の相談に行ってきたよ

息子3歳は、子育て支援センターのキッズスペースに常駐している保育士さんが預かってくれる仕組み。ありがたい。


 ママ自身の過去を振り返ってみた 


「臨床心理士と話すのは、発達凸凹のある子どものことじゃなくても良い。話したいこと、なんでも話したら良いんだよ」と言われました。

そこで、今回は、ママ自身の思い残した過去について話すと決めました。

わたしは高校時代に不登校ひきこもりになった経験があります。その時期に考えていたことは、なんだかんだと話す機会があり、話しているうちに、嫌な記憶が、良い記憶(納得できる記憶)に変わることが多々ありました。

ですが、それ以前、幼稚園や小学校時代に感じた嫌な記憶は、そのままの形で、わたしのなかに残り続けています。その嫌な記憶たちに、新しい感情を書き加えたいと考えたのです。


 子育ての悩みは自分が積み残した時間から生まれる 


わたしはアスペルガー症候群(発達障害)です。診断を受けたのは、もっともっと先だけれども、幼稚園に通うころから、わたしは困っていました。

母は「何も困っていなかった」と言います。

でも、わたしは、たしかに困っていました。まわりとうまくコミュニケーションがとれない。同級生とも、先生とも。わたしは、いつも集団の外にいました。まわりの人が当たり前にできることを、わたしはできなかった。努力が足りない、さぼっていると思われる日が多く、いつも悩んでいました。わたしは価値のない人間。ダメな人間。何もできない。ずっと苦しんでいました。

わたしにとって、幼稚園や小学校は、2度と戻りたくない時間。

息子3歳は、もうすぐ幼稚園です。療育や加配や、他の子どもとは違う、少数派の人生を歩み始めます。不安です。

でも、その不安というのは、これから始まる時間に対してではなく、わたしが過去に経験した出来事を、息子3歳に重ね合わせて、ママがひとりで怯えているように思うのです。

子育ての悩みは自分が積み残した時間から生まれる。きっと、そう。

だから、過去に起こった嫌な記憶に、臨床心理士さんの力を借りて、新しい気持ちを作りたい。嫌な出来事を納得して受け入れられるような、新しい感情を付け加えたいと思います。

(・ω・) 悩みが解決しなくても、人に話す(放す)だけで、少しずつ楽になるんだよ。不登校ひきこもり支援で学んだ。

ママのための心理相談を担当する臨床心理士さんに「ネガティブな話ばかりで、すいません」と告げると、「これが、わたしの仕事だから、遠慮しなくて良いのよー」と返ってきた。

帰り道は、雨がふりそうな薄暗い天気だった。でも、楽しい気分であった。

わたしは、いま、支援される側にいる。遠慮せず、まわりの人を頼って、前向きに生きていけば良いのだ。きっと、そう。

ほな、また(・ω・) よしなにー。

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