海老のようにハサミ形の手をもつ大人おばけえび(シーモンキー)オスの様子や、共食い疑惑の観察についての、おはなしです。
2センチの大人おばけえび(シーモンキー)が水槽のボスとなる
我が家のおばけえび、水槽のなかで圧倒的に大きな個体がいます。2センチぐらい。大きな個体がいると、一段と楽しいです。
(・∀・) 画像右下のおばけえびが2センチぐらいで、他のおばけえびは1センチぐらい。1ミリぐらいのものもいる。
他のおばけえびも、大きくなると良いなあ。と、わくわくしながら待っているが、全然大きくならない。なぜ。
一時期はエサを少なめに入れていましたが、さいきんはたっぷりと与えています。だから、エサ(スピルリナの粉末)が足りないわけじゃないと思う。水の上にもエサが浮いているし……
(うーん)と考えたところ、(そういえば死んだシーモンキーはどうなるのだろう?)との疑問が生まれました。
死んだおばけえび(シーモンキー)はどこへ
おばけえびが死ぬと、黒い塊になって、水槽の底に沈みます。(どうやって掃除しよう)と考えるのですが、数日後には自然となくなってしまうのです。
(自然に分解されているのでは)と想像しました。いや、そんなはずはない。だって、この水槽に入っているのは「塩」「水道水」以上だ。死んだおばけえびを分解する微生物は存在しないはずである。
(・∀・) 大きなおばけえびが、死んだおばけえびを食べているんじゃなかろうか。
もしかすると、小さなおばけえびが大きくならないのは、大きなおばけえびがちょこちょこ食べているからではないかとの疑惑が生まれました。1ミリぐらいのおばけえびはたくさんいるのに、1センチになるころには少数になってる。減ってる気がする。
そもそもおばけえび(シーモンキー)は魚のエサ。お互い、美味しいに違いない。共食いしても、おかしくはない。
1時間、水槽をながめてみた。共食いする瞬間には遭遇せず
おばけえびは共食いするのかもしれない。謎をたしかめるべく、息子3歳が昼寝している1時間のあいだ、水槽をながめていました。
|ω・) うむ、共食いの瞬間には遭遇せず。
我々が見ていないすきに食べている可能性もあるので、共食い疑惑は残ったままです。共食いの瞬間は見れなかったけども、じーっとながめていた結果、いろいろとおばけえびの生活の様子が分かりました。
(・∀・) 一番おおきなおばけえびは、前の大人おばけえびとは違う形をしている。オスっぽい
おばけえびは、オスとメスで形が違うとガイドブックにありました。でも、わたしが育てたおばけえびたちは、みんな同じ姿。虫眼鏡がないと、違いが分からないのかもしれない。そう感じていたのですが、さいきん大きくなったおばけえびは、いままでのものとは確実に形が違います。だから、いままでの大人おばけえびは、たまたま全部メスだったっぽい。
(・∀・) メスのほうが環境の変化に強くて、初心者に育てやすいのかも。
ボスおばけえび、落ち着きがない。水槽の端っこで、ぐるぐる、ぐるぐる、高速でまわりつづけている。鉄棒みたいに、ぐるぐるしてます。
|ω・) 他のおばけえびと、ぶつかるときもある。小さなおばけえびが、ぐるぐるまわるボスおばけえびにぶつかって、跳ね返っている。この衝突も、小さなおばけえびが減少する原因のひとつかも……
他のおばけえびは、優雅にユラユラっと水槽全体を泳いでいます。ボスおばけえび(オス)は、ずーっと、ぐるぐるまわっている。なんでだろう。
たまに他のおばけえびと出会って、一緒にぐるぐるしているけども、じきに離れて、ぐるぐるしています。水槽の端っこ。うむ。もしかして、人見知りで他のおばけえびに馴染めないので、小いそがしく動いているのかも?
“えび”という名前がついているように、オスのおばけえびは成長するごとに海老っぽくなってきました。顔の近くにある、ハサミみたいな手(?)が一段と大きくなった。肉眼でも、はっきりと分かる。
オスのおばけえびは、水族館にいる顔が横に長いサメ(シュモクザメ)に似ている気がします。メスに比べると、顔が横に長いです。メスは全体的にスマートな顔をしているけども、オスの顔は横に長い。
繁殖に期待
おばけえびは、2、3ケ月で死んでしまうらしいです。少し前まで、大きなメスのおばけえびがいたのですが、ボスおばけえび(オス)が大きくなるころには死んでしまいました。
(・∀・) おばけえびは、目が3つになったら大人なんだって。小さいときは目が1つだけなんだけども、1センチを過ぎたぐらいから、目が3つになるんだよ。
ボスのおばけえびと他のおばけえび、サイズが倍ぐらい違う。が、それぞれ目は3つあるから、大人おばけえびに違いない。オスとメスが揃ったので、繁殖したら良いなあ。わくわく。
ほな、また(・∀・)よしなにー