【息子三歳が木の枝を好きな理由】不可能を可能にする魅力

息子三歳のが好きな「木の枝」には、不可能を可能にする魅力がある。道具を使うと、できることが増えて楽しいって気づく、はじめの一歩、っておはなしです。

木のあいだから見える太陽の光

画像提供:jyugemさんによる写真ACからの写真


 息子3歳、木の枝が大好き


息子3歳、公園に行くと、まず木の枝をさがします。前回かくした木の枝をさがし、それから新しい木の枝が落ちていないか、くまなくチェック。

(・∀・) 帰りには、公園のすみっこに隠しておくんだよ。木の枝と、石を集めてるよ。

我々が出かける公園では、木の枝をもってウロウロしている子どもは、めったにいないので、息子3歳の趣味なんだと思っていたら、全国的には木の枝愛好家が多いようです。


 棒には「不可能を可能にする」魅力がある 


とある子育て番組にて、「なぜ、子どもは棒が好きなの?」という話題がありました。

(・∀・) わたしが好きな汐見先生(東京大学の教授、教育の専門家)も出演してたから、しっかりチェック。

子どもが木の枝を好きな理由は“不可能を可能にする魅力がある”からじゃないかとの意見がありました。木の枝などの棒を持つと、いつもなら手が届かないところに届く。それが楽しいのだと。

そういわれてみると、いつもなら手が届かない池のなかをグルグルしたり、虫のついた高いところにある葉っぱをツンツンしたり、息子3歳、木の枝を使って、楽しんでいるなあ。木の枝、つまり“道具”を使って、普段ならできないことをしている。

(・∀・) ハサミを使うような感覚で、木の枝を使ってるっぽい。納得。

公園で木の枝をユラユラしていると、他の子どもに当たるんじゃないかと、心配になる。持ってほしくない。が、新しい道具を使いこなす練習をしているのだと思うと、まわりに気をつけながら、もっと木の枝で遊ばせてあげたいと感じるようになった。

子どもたちは、大人が気づかぬところで、ひとつずつ学んでいるのだなあ。今度、公園に行ったときには、人が少ないエリアで、思いっきり木の枝を振り回させてあげよう。


 道具によって、不可能を可能にする遊び。世界がひろがる 


「不可能を可能にする魅力」という言葉をきいて、息子3歳の行動を振り返ってみると、いままでできなかったことが、道具を使うとできるようになる遊びが多いことに気づきました。

(・∀・) 踏み台の上にのぼるのが好き。棚やテーブルも。高いところにのぼって、あたりを見回すのが好き。

息子3歳の身長から見える景色よりも、踏み台の上から見る景色のほうが、ちょっとだけ広くて、遠くまで見渡せる。道具を使うことで、“できない”が“できる”になるって気づいたんだなあ。

トミカで遊ぶときも、段ボールですべり台を作って走らせるのが好き。コップにストロー使うのもブーム。ハサミとノリを使って工作するのも好き。道具を使うことによって、できることが増えて、楽しいに違いない。

息子3歳にとっての遊びは“楽しい”だけじゃなくて、自分なりの“発見さがし”でもあるらしい。ママの知らないところで、息子3歳の脳はぐんぐんと成長中。大人にとっては見慣れた景色のなかに、息子3歳にとってのキラキラした世界がひろがっているのだ。

ほな、また(・ω・) よしなにー

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