発達凸凹4歳息子ではなく、母である自分自身の行動を見つめるために、不登校ひきこもり支援で学んだ「スターペアレンティング」を始めるよ。きょうのテーマは「問題を避ける」
こんばんは、はたのんです。このブログは、不登校訪問専門員とひきこもり支援相談士の資格をもつ、アスペルガー症候群当事者はたのんママが、発達凸凹のある息子といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC mizzzkiさん
スターペアレンティングとは
「スターペアレンティング」とは、叩かず、甘やかせず、子育てする方法です。立ち止まって問題を見つめる、アイデアを考える、アイデアを実行する、再検討、修正を繰り返しながら、「親」が子どもを育てるスキルを学ぶプログラムです。
(・ω・) 不登校ひきこもり支援で学んだ
発達凸凹のある4歳息子にばかり注目していたけれども、自分自身の行動を見つめていこうかと思いまして。きょうから、スターペアレンティングを勉強し直して、実践します。
問題を避けるための3つの方法 (1)状況を避ける
きょうは、ひとつめの子育てスキル「問題を避ける」について。
問題を避けるために活用できる3つのスキル。1のスキルは「状況を避ける」
たとえば、環境を変える。さわってほしくないものを、子どもが見つけるところに置かない。
我が家では、子どものお菓子ボックスを設置して、毎日2つずつ選ぶ仕組み。でも、さいきん、「とくべつなひ!」と主張して、約束よりも多く、お菓子を食べてしまいます。祖父母も甘やかして「いいよいいよー」って言うし。だから、お菓子ボックス撤去しました。毎日、2つずつ机の上にお菓子を準備する仕組みにしたよ。
(・ω・) 思いのほか、すんなり馴染んだ。はじめから、ふたつだけお菓子が用意されていたら、喜んで、素直に食べている。他のお菓子のことは忘れているっぽい。
他には、子どもへの期待を考え直す。発達段階や気質をふまえて、難しすぎる課題を与えていないか、見直す。「何回言えばわかるの?」とイライラするときには、分からない言い方をする親が悪い。だから、子どもに理解できるように説明の仕方を考える。
問題を避けるための3つの方法 (2)ストレスを減らす
問題を避けるために活用できる3つのスキル。2の子育てスキルは「ストレスを減らす」
親から子どもに対して、「期待を明らかにする」ことが大事です。たとえば、公園からなかなか帰らないとき。「そろそろ帰ろうか?」ではなく、「そろそろ帰るよ!」と言い切る。選択肢を明らかにする。曖昧な言い方をすると、子どもにとって、親が何を期待しているのか分かりにくい。
(・ω・) 質問なのか、命令なのか、わかりやすく、はっきり伝える。
問題を避けるための3つの方法 (3)代案を2つ伝える
問題を避けるために活用できる3つのスキル。3の子育てスキルは「代案を2つ伝える」
子どもに対して「ダメ」を伝えるだけではなく、代案を示す。子どもにとっても、親にとっても、ストレスにならない方法を提案する。「行動を変える」「場所を変える」「時間を変える」「物を変える」のなかから、選択肢を見つけます。
(・ω・) 2つの代案を伝えて、子どもに選ばせるのがポイント。選ぶことで、守ろうとする意思が生まれるよ。
たとえば、公園でなかなか帰らないとき。「家に帰ってから、続きをしよう」(場所を変える)、「明日、公園で遊ぼうね」(時間を変える)の提案をして、子どもに選ばせる。
問題を避けるための3つの方法 まとめ
きょうは、スターペアレンティングのひとつ「問題を避ける」について、過去の学びを振り返りました。
「問題を避ける」で大事な3つのポイントは、(1)状況を変える (2)ストレスを減らす (3)代案を2つ伝える
(・ω・) 子どもが望ましくない行動を続けるときに、質問するのではなく、言い切る。は、できそう。がんばってみる。
わたしはいままで、発達凸凹4歳息子の頑張りに、期待しすぎていたと思う。集団療育に通って、個別療育にも通って、4歳息子は十分がんばっていた。子どもの育ちを期待するだけではなく、自分自身も親としてのスキルを伸ばせるようにがんばる。楽しく暮らせるよう、お互いに、がんばる。
ほな、また(・ω・) よしなにー。