子どもが泣いて困るときに、原因を探して悩むのではなく「そういう日もある」と気楽に過ごしたら良いよっておはなしです。
人生は意味のあることばかりじゃない
いつか読んだ本のなかに「人生は意味のあることばかりじゃない」って言葉があり、意表をつかれたことがあります。
わたしには、良いことがあったときも、悪いことがあったときも、この出来事にはどんな意味があるのだろうかと考える癖がありました。自分のなかで納得できる答えが見つかる日もあれば、なかなか見つからず、何日も悩み続けた日も。
(わたしには学習能力が無いから、流れ作業のように日常を過ごして、何度も失敗してしまうんだ)と、自信を無くしていたのです。プロフィールにも書いたように、わたしは高校時代に不登校ひきこもりになったことがあり、長いあいだ自分の言動に自信がもてない日常を過ごしていました。
でも、「人生は意味のあることばかりじゃない」って言葉に出会い、(そういうもんなんだ)と納得。人生は意味のあることばかりじゃないよな。そういうもんだよなって慣れると、人生が気楽になりました。
子育ては気楽で良し
子育ては親を成長させてくれるといいます。子どもの行動にはひとつひとつ大事な意味があるよって。真面目なお母さんほど、その言葉に追いつめられてしまうと思う。
小さな子どもはよく泣くし、よく怒る。息子を3年育てた結果、その行動ひとつひとつに重大な意味があるわけじゃないかもしれないと感じている。なんとなく泣きたい日もあるし、怒りたい日もある。お母さんやお父さんの関わりかたに問題があるから、子どもが泣いたり、怒ったりするわけじゃない。そういうもんなのよ、たぶん。
(・∀・) めちゃくちゃ泣いて、どうしようもないときは、スマホで動画を撮ってみると良いよ。泣いてばっかりの日がずっと続くわけじゃない。やがて貴重な思い出になるよ。
ちなみに息子三歳は、自分が泣いている動画が好き。「なんで、えんえんしてるの?」って、興味津々。「おなかがすいたのかもしれん」「おそとにいきたいのかもしれん」と泣いている理由を想像して遊んでいます。
息子が小さいころ、特に0歳、1歳代はニコニコしている場面ばかり撮っていたので、泣き顔、怒り顔の映像が少ないです。小さいときは、どんな顔で泣いていたんだろうかと懐かしく思う日がある。もう出会うことのない時間。(子どもが不機嫌なのは自分の接しかたが悪いのではないか)と悩んでばかりいないで、もっと気楽に生きたら良かったなあ……。
人生は意味のあることばかりじゃない。子どもの行動だって、意味のあることばかりじゃない。
息子三歳に限らず、わたし自身も理由なくイライラする日がある。くよくよする日もある。子どもだって特別な理由なく、泣いたり、怒ったりする日があるはず。そういうものだ。
(・∀・) 理由はないけど、泣きたい日もある。怒りたい日もある。(原因は何だろう?)ってママが悩む必要はないよ。そういう日もあるさ、子育ては気楽で良し。