【都会でカブトムシを見つける方法】3歳息子、夏の自然遊び

都会で暮らす息子3歳、「カブトムシいるはず」と信じて探した結果、公園でカブトムシを見つけたよ、っておはなしです。お散歩やベランダでカブトムシに出会う方法もあり。

ゼリーを食べるカブトムシ

画像提供:エミコレさんによる写真ACからの写真


 都会の公園でカブトムシを見つける方法 


息子3歳、テレビでカブトムシを捕まえる様子を見てから、とても気になっている。きょうも、本気でカブトムシ探し。

(・ω・) たぶん、いないだろうなあ……

と思いつつ、息子3歳の冒険遊びのおともをしていると、なんと、本物のカブトムシに出会いました。

「カブトムシさん、ゼリーたべてるー」 息子3歳の指さす方向を見ると、なにやら黒い物体が。(この光りかた、もしやゴキブリでは……)と警戒しながら近づくと、本物のカブトムシでした。

本物のカブトムシではあるが、死んでしまっていました。おそらく、おうちで飼育していたカブトムシが死んでしまった、もしくは弱ってしまったので、公園にある木の近くに逃がしてあげたのでしょう。カブトムシ用のゼリー(たぶん)と一緒に置いてありました。

「カブトムシ、さわっていい?」 息子3歳、目をキラキラさせています。死んだカブトムシをさわるのは、抵抗がありましたが、他の虫に食べられている様子もないので、せっかくだから、じっくり観察。

「パパにも見せたいから、つれてかえる!」と盛り上がっていました。自宅への侵入は認められぬ。これは絶対だ。なかに虫がいる可能性もあるし、絶対にダメだ。記念に写真を撮影して、帰宅後はパパに自慢。

都会の公園でカブトムシを見つける方法は、とにかく諦めず探すことです。何度も探していると、思いがけない場所で、カブトムシを見つけられるかも。

(・ω・) 息子3歳。めちゃくちゃ喜んでた。寝る前に写真を見て「つかまえた」とニコニコ。良い思い出ができたなあ。


 散歩中にカブトムシを見つける方法


我が家ではコロナウィルスによる外出自粛の影響で「散歩」を始めました。それまでは、目的地への移動手段としか考えていなかったけども、歩くこと、そのものを楽しむと、それまで見えていなかったものが見えるようになりました。

玄関の前(道沿い)にはメダカや金魚、カメなど、生き物を飼っている人がたくさんいます。ひとつずつのぞいて歩くだけでも、めちゃくちゃ楽しい。そのなかに、カブトムシとクワガタを飼っている人が、ちらほらいました。

イベントスペースやホームセンターで売っているような虫かごに入っているときもあるし、自分で幼虫を飼育したのか、大量に並んでいるおうちもありました。

息子3歳、カブトムシやクワガタが入っていそうな、木のクズをしいた容器を見つけると、大喜びでのぞきます。「つのがとれてる、たいへん!」と、メスのカブトムシを見つけて騒いでいたのが印象的。

(・ω・) 図鑑などでは、オスのカブトムシ写真がドドンとのっていることが多いので、メスの姿に驚いていた。実物を見てからは、図鑑でも同じ生物と認識できるようになったっぽい。

散歩中にカブトムシを見つける方法は、とにかくキョロキョロ歩くこと。歩けば何か見つかるものだ。マンションが多い地域では玄関に生き物がいることが少ないので、裏道など一軒家が並んでいるエリアへの散歩がおすすめ。

(・ω・) 息子3歳、生き物を探しながらの散歩を始めてから、歩く力がついたように感じます。以前は、すぐに「だっこしてーあるけないよー」と座り込んでいましたが、いまは1時間ぐらい平気で歩きます。


 ベランダでカブトムシを捕まえる方法


息子3歳が生まれる前、ベランダにカブトムシが飛んできたことがありました。まわりはマンションが並ぶ地域。とても驚いた記憶があります。(都会にもカブトムシたくさんいるんだなあ)と思ったけど、あれ以来とんでこないので、貴重な体験だったらしい。

(・ω・) 近所の男の子にあげたら良かったなあ。自分に子どもが生まれるまで、子どもがカブトムシをこんなに喜ぶとは知らなかったなあ。

ベランダって、意外と、いろんな生き物が通過していると思う。多くの人はベランダでカタカタと音がなっても、気にしないんじゃないかなあ。風が強いなあ、葉っぱが飛んできたかなあとか思うけど、わざわざベランダをチェックする人は少ないと思う。わたしも、そう。

(・ω・) そういえば、オニヤンマ(大きなトンボ)をつかまえた日もあったなあ。

ベランダでカブトムシを捕まえる方法は、音がなったら、とにかく確認すること。何もいない日が多いけども、そのうちの何パーセントかは生き物がぶつかっている可能性がある。


 番外編。セミの抜け殻を集めるコツ


カブトムシは、めったに出会わないけども、セミの抜け殻はすぐに見つけられて楽しいよ。

セミのなく声がする公園をウロウロして、葉っぱがたくさん落ちて、土がある場所を探します。大きな木が集まっていて、土が柔らかいところが良い。

(・ω・) 地面に穴が開いている場所の周辺をさがすのがポイント

息子3歳、1時間で虫かごいっぱいのセミの抜け殻を集めました。よく公園を利用する人でも、セミの抜け殻があることを知らない人がたくさんいる。遊具がある土がかたい場所にはいないので、あまり遊ぶものがない、人が歩かない場所をウロウロするのがおすすめです。

(・ω・) 高い木の葉っぱにも多いけど、地面から50センチぐらいの葉っぱについていることも多いよ。息子3歳にも届く高さ。

セミの抜け殻は、当たり前ですが噛まないので、小さな子どもが持っても安心。初めての虫遊びに適していると思います。

(・ω・) 自分でゲットできるっていうのも、すごく楽しいみたい。毎日わっせわっせと集めています。


 子どもが生まれて見える景色が変わった 


昆虫は田舎にしかいないんだと思っていたけど、意外と都会にもいる。息子3歳との冒険によって、昔とは違う街の姿を認識できるようになった。自分が当事者として考えている想い、気づきによって、日常は大きく変化するんだなってことを、ここ数年、よく考える。

たとえば、妊婦さん。自分が妊娠するまで、わたしの目線にはほとんど現れなかった。自分が妊娠して、出産して、やっと気づいた。わたしの暮らす街には妊婦さんがたくさんいた。

“妊婦や子連れに優しくない世の中だ”という人がいるけれど、悪気なく、まったく気づいていない人はいると思う。わたしもそうだった。妊婦さんや子連れママが、めちゃくちゃ大変だってことに気づいていなかった。

だから、自分が何を大事にしているのか、何を考えて行動するか、何を目指しているのか、しっかりイメージするのが日常には大事なんだと思う。

「カブトムシは、かならず見つかる」 信じて行動した息子3歳、目的にたどりつけた良い夏でした。目標をつくるのは大事だなあ。

ほな、また(・∀・) よしなにー

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