カボチャが硬い。切れぬ。
わたしはカボチャを切るのが苦手です。包丁が欠けてしまうのではないかと心配で。
|ω・) 包丁研ぎしたばかりだから、美しく使いたい。硬いものはしばらく切らない。
そう心に決めていたのですが、夫が「息子二歳が食べたいって選んだよ」と、カボチャを買ってきたのです。むむむ。包丁を使わずに、どうにかしたいと考えたところ、丸ごと調理することしか思い浮かばなかったので、さっそく実験料理を始めました。
カボチャスープを作ろう 前半戦
主な材料は、カボチャ半分、水200cc、固形コンソメ一個、玉ねぎ4分の1個みじん切り、牛乳200cc、塩を少々です。使う順番に書いてみた。
まずは、カボチャ。種をとります。カレースプーンでガシガシと。それから、表面を洗います。皮も一緒にスープになるので、気になる汚れはゴシゴシ洗い落してください。キッチンペーパーで磨くと隅っこも洗いやすいです。あまりに気になるところは、ピーラーでむこう。
(・∀・) グツグツ煮込むから、カボチャが多少汚れていても大丈夫な気がする。たぶん。気にしすぎなくてオッケー。
お鍋にカボチャまるごと、水200ccを入れて、フタをします。お鍋の底と同じぐらいの大きさの火で、20分ほど煮込む。煮込むというか蒸すというか、そういう状態なのでカボチャは全体が水につからなくてオッケーです。フタはそれなりに閉まったら良いです。カボチャが大きくて、フタが完全に閉まらなくても問題ないです。フタが閉まらないときには、長めに煮込んでね。
(・∀・) わたしは待っているあいだに、食器の後片付けをしたよ。朝ごはん食べたあと、すぐにカボチャの準備を始めました。煮込むだけなんだけども、火を使うから、キッチンを離れにくいよね。だから、絶対にキッチンにいる洗い物の時間に合わせて煮込み始めたよ。
20分ぐらい煮込むと、カボチャがそれなりに柔らかくなります。カッチカチの丸ごとカボチャなので、もっと時間がかかるかなと思っていたけど、意外と早かったです。洗い物が終わってから、カボチャを解体しました。お鍋のなかに菜箸を突っ込んで、お鍋のなかで解体します。四分割して、お湯の中にカボチャが全部つかるようにしました。
|ω・) カボチャの解体が終わったら、お湯のなかでそのまま寝かせました。余熱で良い感じになるかなと思って。寝かせているあいだに家事の続きと、息子二歳の遊びに参加です。
カボチャスープ作り後半戦
我が家では、朝のうちに晩ごはんを作ります。それに合わせて、11時頃から、カボチャスープ作り後半戦がスタートです。
まず、玉ねぎのみじん切りを作ります。4分の1個でも良いし、半分でも良いし、入れなくても良い。お好みで。わたしは玉ねぎが好きだから入れる。入れすぎると、玉ねぎスープになるから、気をつけよう。
カボチャスープのお鍋に玉ねぎのみじん切りと固形コンソメ1個を入れたら、火をつけます。はじめは、お鍋の底と同じぐらいの大きさの火をつけて、沸騰したら、ちんまりした火にします。再び、お箸でガサゴソ。前半戦で、四分割にしたカボチャを、もっと小さく解体します。寝かせたおかげで、カボチャはさらに柔らかくなっており、食べやすい大きさに解体するのも簡単でした。お箸でガサゴソすると、洗い物が少なくて済むから、楽チン。かつ、ほどよくカボチャの塊が残って、食べ応えのあるスープになります。
カボチャが良い感じに解体されたころには、みじん切りの玉ねぎも良い感じになっている(たぶん)ので、火を消します。火を消してから牛乳200ccを入れます。固形コンソメは1個で300ccの美味しいスープができる仕組みです。今回は最初の水200ccと牛乳200ccが入って合計400ccなので、ちょっと味が薄いです。塩分薄めが好きなら、完成。甘くて美味しいです。
人間の血液の塩分濃度に合わせて、汁物の塩分濃度を0.9パーセントぐらいにすると、もっとも美味しく感じるそうです。今回は、小さなスプーンにわずかばかり塩を加えると、ちょうど良い塩分濃度になります。わたしはこちらのほうが好きです。お好みでどうぞ。
(・∀・) 息子二歳のお気に入りスープ完成、わー。冷やしても美味しいよー。
息子二歳は、丸ごとかぼちゃスープのトリコです。カボチャまるごとなので、たっぷりできましたが、昼ごはんと夜ごはんで完食。息子二歳は昼も夜もおかわりして、「もっとたべたい」とニコニコ。寝る前にも「ねんねしてから、かぼちゃスープつくる?(明日もカボチャスープ作る?)」と言いながら眠りにつきました。作って良かったです。
我が家の定番楽チンメニューに「まるごとカボチャスープ」が加わりそうです。さいきんカボチャを買う機会がめっきり減っていましたが、また食べよう。冷えても温かくても美味しいから、年中活躍しそうです。カッチカチのカボチャが切れずにお困りのママ、ぜひ試してみてね。