【普通の子が羨ましい気持ちはなくならないけれど】発達凸凹5歳年長

就学相談への不安から、まわりを羨ましく思う日が続いていたが、前向きな気持ちをもてるようになった、っておはなしです。

こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。

画像提供:写真AC  イゾウさん


 普通の子が羨ましい気持ちはなくならないけれど 


息子が年長になった頃から、普通の子を育てるお母さんたちを羨ましいと感じる日が多くなった。

「ランドセルはどうする? 」 当たり前に話す人々が眩しくみえる。悩むことなく、当然に地域の小学校に受け入れられるのだから。

息子はどうだろう。どこの小学校に入学できるのだろうか。いよいよ始まった就学相談の判定が出るまで、確信が持てないままである。

「夏休みはどうする?」  「幼稚園の行事も今年で最後だから楽しまないと! 」 まわりに溢れる言葉はキラキラしている。

わたしも、あんなふうに、現在を楽しみたい。わたしは息子の発達の遅れを指摘されてから、いつも「未来」を考えている。

幼稚園に入る前は受け入れてくれる幼稚園探しに悩み、やっと幼稚園に入ってからは小学校に向けての情報収集や相談が始まって。登園拒否に悩んだ日もあった。

普通の子を育てていたら、就学相談の存在を知ることもなく、いまごろ夏休みの予定をたてながら、ランドセルが届くのを待っていたんだろうか。

(・ω・)  良いなあ

と、まわりを羨ましがって落ち込んでいました。このところ。

そんなとき、モヤモヤしながら参加した就学相談の説明会で、昨年の集団療育で一緒だったお母さんに偶然出会いました。

(・ω・) 話していたら、元気が出てきた。

どこの小学校に行けるか不安だ。ランドセルを選ぶ心の余裕も無い。まわりのお母さんたちが羨ましいんだ。という話をしていたところ、思わず涙が出てきた。集団療育が終わってから、こうやって子どもの不安を話す知り合いがいなかった。昨年は集団療育のおかげで、わたし自身の不安が和らいでいたんだなということにも気づいた。

「なんで、そんな悩んでるん!  なんとかなるから、大丈夫やで!」と笑い飛ばされた。

(・ω・)  みんな非常に悩んでいると思っていたが、そうでもないことが分かった。そんなもんか。

「上の子も就学相談受けたから、いろいろ知っとるねん。聞きたいことあったら、何でも言うてや!」と連絡先も交換してもらった。良き。

自宅に帰ってから、いろいろ考えた。昨日までとは違う前向きな気持ちで。

就学相談は通過儀礼だ。プロポーズみたいなもん。これからがスタート。

息子に限らず、発達障害のある人はプログラミングなどパソコンを使う仕事と相性が良いといわれている。だから、我々夫婦も息子には早いうちからパソコンを教えようと話していた。

自分が知らないことを、子どもに教えることはできない。まずは、わたしがもっとパソコン、とりわけ就職につながる技能、プログラミングに詳しくならなければいけないと思った。

(・ω・)  とりあえず、アプリ作るわ!

発達障害で視覚優位の子どもがいる場合、「絵カード」を自作している人が多いように感じる。自分も作ってみたが、なかなか手間がかかる。ちょうど良い絵を見つけるのも難しい。これをアプリで簡単に出せるようにしたい。ブログで配布できるような、そこそこちゃんと機能するものを作りたい。

目標なきところに、希望なし。がんばる。

発達凸凹5歳息子も、就学に向けて、名前書いたり頑張っている。わたしもがんばる。共に、がんばろう。

夫に相談したところ「やってみたらええやん」との返事がありました。夫に教えてもらうつもりでいたが、詳しく知らないらしい。自分で本を読んで独学する。早速、梅田の大型書店で本を吟味しようと思います。

普通の子が羨ましい気持ちはなくならないけれど、わたしだって普通のお母さんとは違うのだから、子どもにだけ普通を求めるのは間違っていた。わたしはわたしにできる方法で、息子は息子にできる方法で、豊かな未来を目指したい。

人生は公平ではない。 それに慣れよ。
ビル・ゲイツ

ほな、また(・ω・)  よしなにー。

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