銅について、小学生の息子に説明するつもりでまとめました、っておはなしです。
こんばんは、はたのんです。このブログは、アスペルガー症候群はたのんママが、発達凸凹のある息子(自閉症スペクトラム)といっしょに成長する記録です。
画像提供:写真AC よしのり1983さん
〈注意〉元素初心者が好奇心で調べたものです。間違っている説明があるかもしれません。怪しいと感じたときは理科の先生に質問してみよう!
【銅は何に使われているの?】
「銅」は、10円玉に使われている金属です。
10円玉には銅が95%、残りは「スズ」と「亜鉛(あえん)」です。
(・ω・) 銅にスズを混ぜると長持ちするらしい
銅は他の金属に比べるとやわらかいので、古くから活用されていました。
しかし、やわらかすぎて長持ちしないという問題がありました。いろいろ考えた結果、「銅にスズをまぜると がんじょうになるぞ」と発見しました。
(・ω・) 銅とスズをまぜたものは、剣や矢の材料として使われていたよ
↑ 10円玉のほか、お金についてくわしく説明したホームページです。
【銅が血を運んでいる生き物 カブトガニ、クモ、イカやタコなど】
みんなの血は何色ですか?
(・ω・) もちろん赤色ですね
なんと、血が赤色ではない生き物がいます。カブトガニ、クモ、イカやタコ、エビやカニなどは、血が青いそうです。
人間の血は「鉄」が運んでいます。鉄が酸素にくっつく(空気にふれる)と、赤く見えます。
カブトガニやクモの血は「銅」が運んでいます。銅が酸素にくっつく(空気にふれる)と、青く見えます。生き物の体のなかでは、透明や白色に見えるそうです。
(・ω・) スーパーに売っている魚たち、たまに青い線がある。あれはきっと血が青いのでしょうね。知らなかった。
↑ カブトガニの血が青い理由について詳しく書いてあるホームページ
【アメリカにある自由の女神は銅でできているのに茶色じゃない理由】
アメリカにある「自由の女神」は、銅で作られています。
銅といえば10円玉の「茶色」です。自由の女神は緑色。
(・ω・) 色がちがう。どうしてだろう?
実は、銅は水や空気にふれると、だんだん緑色に変化します。銅すべてが緑色になるのではなく、表面だけが緑色になり、なかの銅を守っているそうです。
(・ω・) 古い10円玉が緑色になるのも、同じ理由らしい。カビかと思っていたが違ったようだ。
たしかに神社の池に落ちている10円玉は茶色のままの印象がある。酸素(空気)が無い場所では、緑色にならないのかもしれない。
【だんだん色が変わる銅は素敵な建物を作ることができる】
東京にある「ニコライ堂」という建物。はじめは赤褐色だった屋根が、だんだんと緑色に変化したそうです。
画像提供:写真AC Itaneeさん
わたしが暮らす京都や神戸にも似たような色の屋根がある古い建物があります。もしかして、これらの屋根も銅でできているのかもしれません。
(・ω・) 近所にある古い建物の屋根をじっくり観察してみてね、お寺や神社がおすすめ
↑ 銅について詳しく書いてあるホームページ
【関西の鉱山について】
わたしが「銅」について調べようと思ったのは、足尾銅山に行ったからです。
銅について知りたいときには、鉱山へでかけてみるのが良いですよ。あまり興味がなかったけれども、実際にみてみると、めちゃくちゃ良かったです。好きになりました。
関西の鉱山について調べたところ、「多田銀銅山遺跡」というところが近いような気がします。京都から、電車、バスを含めて、1時間30分程度。
「明延鉱山」も気になります。京都から6時間程度かな。
(・ω・) 鉱山、けっこうある! どこもかしこも遠いけど……。
気軽に行けないところもまた、良いものです。全国の鉱山に行きたいです。
ほな、また(・ω・) よしなにー。